資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称玄参
正式名称玄参
日本語読みげんじん, Genjin
現地読みXuanshen
ラテン名Scrophulariae Radix (Non-JPS), (CP)
英語名Scrophularia Root (Non-JPS), Figwort Root (CP)
原植物名Scrophularia ningpoensis Hemsl.
原植物科名Scrophulariaceae, ゴマノハグサ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類
蒐集者難波恒雄
TMPW No40

学術情報データベース

一般生薬名玄参, Xuanshen, Scrophulariae Radix (Non-JPS2022, CP2020), Scrophularia Root (Non-JPS2022), Figwort Root (CP2020)
生薬画像
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原植物名Scrophularia ningpoensis Hemsley or Scrophularia buergeriana Miquel1, ゴマノハグサ1
原植物画像
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原植物科名Scrophulariaceae, ゴマノハグサ科
薬用部位
選品外皮は淡褐色,内部は黒色で,潤いのある肥大したものが良いとされる(NI).
公定書局外(2022), 薬典(2020)
臨床応用解熱,鎮静,消炎,治瘡薬として,熱性病,咽喉痛,鼻炎,癰腫,瘰癧,便秘症などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱涼血薬
薬効[性味] 甘、苦、鹹,微寒.
[帰経] 肺、胃、腎経.
[効能] 清熱涼血,滋陰降火,解毒散結.
[主治] 熱入営血,温毒発斑,熱病傷陰,舌絡煩渇,津傷便秘,骨蒸労嗽,目赤,咽痛,白喉,瘰癧,癰腫瘡毒に用いる.
成分情報モノテルペノイド Monoterpenoids
Iridoids:
(*C1):
Harpagide

ステロール Sterols
(*C1):
Phytosterol

フェニルプロパノイド Phenylpropanoids
p-Methoxycinnamic acid

成分 構造式

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薬理作用強心,血管拡張,降圧,血糖降下,局所刺激,抗真菌(エキス).解熱(p-methoxycinnamic acid).
DNA配列AF034865, AF034872, AF118802, AF118803, AJ236031
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症高熱, 意識障害, 咽喉の腫脹疼痛, 目の充血, のぼせ, 咳嗽, 喀血, 血栓閉塞性脈管炎, 頚部リンパ節腫, 結核, 便秘
方剤加味温胆湯, 清熱補気湯, 清熱補血湯, 百合固金湯, 清胃瀉火湯, 清咽利膈湯
参考文献Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, p 56.
備考韓国産,日本産玄参は ゴマノハグサ Scrophularia buergeriana Miq. の根であるが,現在日本産の商品はない.
更新日2023/11/21