資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称山慈姑
正式名称山慈菇
日本語読みさんじこ, Sanjiko
現地読みShancigu
ラテン名Cremastrae Pseudobulbus, Pleiones Pseudobulbus (CP), Santsigu Tuber
英語名 Appendiculate Cremastra Pseudobulb or Comrnon Pleione Pseudobulb (CP)
原植物名Pleione sp.
原植物科名Orchidaceae, ラン科
薬用部位分類植物性生薬
細分類鱗茎(球茎)
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日1982/02/00
蒐集者御影雅幸
TMPW No1021

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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名山慈菇, Shancigu, Cremastrae Pseudobulbus, Pleiones Pseudobulbus (CP2020), Appendiculate Gremastra Pseudobulb, Common Pleione Pseudobulb (CP2020)
生薬異名光慈菇, 山茨菇
生薬画像
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原植物名Cremastra appendiculata (D.Don) Makino, Pleione bulbocodioides(Franch.)Rolfe, Pleione yunnanensis Rolfe
原植物科名Orchidaceae, ラン科
薬用部位仮鱗茎を乾燥したもの
公定書薬典(2020)
臨床応用解毒,消腫薬として,癰種,疔毒,瘰癧,蛇・毒虫に外,内用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
薬効[性味] 甘、微辛,涼.
[帰経] 肝、脾経.
[効能] 清熱解毒,化痰散結.
[主治] 癰腫疔毒,瘰癧痰核,蛇虫咬傷,癥瘕痞塊に用いる.
成分情報アルカロイド Alkaloids
Tulipa edulis (*C1):
Tulipine

DNA配列AF263679, AF264173, AF302704, AF302705, AF302739, AF302740
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症皮膚化膿症, リンパ節腫, 毒蛇咬傷, 下痢
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 21-22.
備考光慈菇: ユリ科/Liliaceae の アマナ Tulipa edulis Baker (老鴉瓣,老鴉蒜) の鱗茎を乾燥したもの.
その他,貴州省の一部ではツヅラフジ科/Menispermaceae の Tinospora sp. の根茎を 「山慈菇」 と称しており,また近年香港市場で 「山茨菇」 と称しているものはウマノスズクサ科/Aristolochiaceae の Asarum sagittarioides C. F. Liang の全草で,広西壮族自治区南寧,桂林,梧州などに産するものである.
更新日2022/11/25