資料館生薬データベース

※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
生薬名

入手時名称蒔羅子
正式名称蒔羅子
日本語読みじらし, Jirashi
ラテン名Anethi Fructus
英語名Anethum Fruit
原植物名Anethum graveolens L., イノンド
原植物科名Umbelliferae, セリ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類果実
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日1989/06/14
TMPW No10306

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名蒔蘿子, Anethi Fructus
生薬画像
※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
原植物名Anethum graveolens Linn., イノンド
原植物科名Umbelliferae, セリ科
薬用部位果実
臨床応用芳香性健胃,駆風薬として製剤に配合されるほか,果実を水蒸気蒸溜してえた蒔蘿水 (AQUA ANETHI DESTILLATA) を小児の食べ過ぎに用いる.
成分情報モノテルペノイド Monoterpenoids
(*C1):
Carvone, Limonene

成分 構造式

※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
薬理作用駆風作用(精油 volatile oil).
DNA配列U30550, U30551, U58544
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
方剤希有処方に配合
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 210-211.
備考インド産は Anethum graveolens L. subsp. sowa (Roxb. ex Flem) Gupta の成熟乾燥果実 (Indian Dill).本種を A. graveolens L. と同一とする説もある.このものは Caraway の代用品としてヨーロッパ向けに輸出されている.またかつて浙江省で蒔蘿子と称していた商品はセリ科/Umbelliferae のドクゼリ Cicuta virosa L. var. nipponica Makino の果実であり,劇毒であるから注意を要す.韓国市場の蒔蘿子は小茴香である.
更新日2022/07/20