資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
22.817002
108.36654299999998
入手先情報
中華人民共和国,広西壮族自治区南寧
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 馬鞭草, Mabiancao, Verbenae Herba (CP2020), European Verbena Herb (CP2020) | ||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Verbena officinalis Linn., クマツヅラ | ||||
原植物科名 | Verbenaceae, クマツヅラ科 | ||||
薬用部位 | 全草 | ||||
選品 | なるべく新しいものが良い(NI). | ||||
公定書 | 薬典(2020) | ||||
臨床応用 | 利水,通経薬として,月経困難,帯下,分娩後の胎盤剥離促進等に応用する.その他民間的に諸皮膚病,腫瘍等に煎汁を外用する. | ||||
医学体系 | 中国医学 | ||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 活血去瘀薬 | |||
薬効 | [性味] 苦,涼. [帰経] 肝、脾経. [効能] 活血散瘀,解毒,利水,退黄,截瘧. [主治] 癥瘕積聚,痛経経閉,喉痺,癰腫,黄疸,瘧疾に用いる. | ||||
成分情報 | 多糖類 Polysaccharides (*C1) 根/root: Stachyose モノテルペノイド Monoterpenoids (*C1): Hastatoside, Verbenalin | ||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 馬鞭草を抽出して得た物質(verbenin)は,家兎血液凝固促進作用がある.馬鞭草煎液を腹水型晩期血吸虫病に用いたところ,小便量が顕著に増大し,60%の患者は腹水が完全に消失した.早,中期血吸虫病に対しては非常によい療効が得られた. | ||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | ||||
適応症 | 月経困難, 帯下, 胎盤残留, 瘀血, 経閉, 水腫 | ||||
方剤 | 通常, 方剤としない | ||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 10-11. | ||||
備考 | 中国広西省ではラン科/Orchidaceae の Dendrobium chrysanthum Wall. 金蘭の茎を「馬鞭草」または「馬鞭石斛」と称している.香港市場の馬鞭草はこのものである.また天津地区ではオオバコ属植物 Plantago spp. の果穂および花茎を「馬鞭草」と称して市販している. | ||||
更新日 | 2022/02/04 | ||||