資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称ゲンノショウコ
正式名称ゲンノショウコ
日本語読みげんのしょうこ, Gennoshōko
現地読みGennoshōko
ラテン名Geranii Herba (JP)
英語名Geranium Herb (JP)
原植物名Geranium thunbergii Sieb. et Zucc., ゲンノショウコ
原植物科名Geraniaceae, フウロソウ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類地上部
入手先情報日本, 東京都, ㈱ウチダ和漢薬
入手年月日1993/11/02
TMPW No13817

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.6894875
139.69170639999993
入手先情報
日本,東京都
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名ゲンノショウコ, Gennoshōko, Geranii Herba (JP18), Geranium Herb (JP18)
生薬異名玄草
生薬画像
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原植物名Geranium thunbergii Siebold et Zuccarini, ゲンノショウコ
原植物画像
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原植物科名Geraniaceae, フウロソウ科
薬用部位地上部
選品夾雑物が少なく,茎が紫褐色を呈するものが良品(TN).
公定書日局18
臨床応用収斂,止瀉薬として,大腸炎などの下痢,腹痛に応用する.また健胃,整腸薬として茶剤とする.腫物,皮膚病などに煎剤を外用する.
医学体系民間療法
成分情報その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
(*C1):
Succinic acid

フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols
(*C1):
Quercetin, Kaempferol monorhamnoside, Kaempferitrin

加水分解性タンニンと関連化合物 Hydrolyzable tannins & related compounds
(*C1):
Geraniin, Ellagic acid, Brevifolin, Undecaacetae corilagin, Nonamethylcorilagin

その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives
(*C1):
Gallic acid, Protocatechuic acid, Pyrogallol

成分 構造式




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薬理作用平滑筋緊張亢進.縦走筋運動抑制.収斂(geraniin).殺菌(赤痢菌,腸チフス菌,大腸菌,プレスロウ腸炎菌など).
DNA配列U77906
適応症下痢, 便秘, 大腸炎, 帯下
方剤民間薬とされる
同類生薬老鸛草(「備考」参照)
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 24-26.
備考ゲンノショウコは赤花と白花があり,薬用には白花のものが好んで用いられる.民間薬として愛用され,その他家庭薬製造原料にもされる.
中国では同属のキクバフウロ Erodium stephanianum Willd., ミツバフウロ Geranium wilfordii Maxim. 及び アメリカフウロ G. carolinianum L. などの帯果全草を「老鸛草」と称し薬用に供する.
更新日2023/01/31