資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称雪の下
正式名称雪の下,虎耳草
日本語読みゆきのした, Yukinoshita
現地読みYukinoshita
ラテン名Saxifragae Herba
別名虎耳草(Huercao)
原植物名Saxifraga stolonifera Meerburg, ユキノシタ
原植物科名Saxifragaceae, ユキノシタ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類地上部
入手先情報日本, 東京都, ㈱ウチダ和漢薬
入手年月日1993/11/02
TMPW No13821

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.6894875
139.69170639999993
入手先情報
日本,東京都
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名雪の下, Yukinoshita, Saxifragae Herba
生薬異名虎耳草(Huercao)
生薬画像
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原植物名Saxifraga stolonifera Meerburg (= Saxifraga sarmentosa L.), ユキノシタ
原植物画像
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原植物科名Saxifragaceae, ユキノシタ科
薬用部位葉または全草
臨床応用解熱,解毒,消炎薬として,感冒や原因不明の熱に煎服し,また腫瘍,うるしかぶれ,しもやけ,とびひなどに生の葉をあぶって搗いて貼る.耳だれには生葉のしぼり汁を耳中に流しこむ.一般に民間的に単味で用いる.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
成分情報フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols
(*C1):
Saxifragin (Quercetin-5-glucoside), Quercitrin

その他 Others
(*C1):
KNO3, KCl

薬理作用煎液に制菌作用(変形杆菌,チフス菌,コレラ菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌).
DNA配列U42810, U42811
適応症皮膚疾患, しもやけ, うるしかぶれ, 耳漏
方剤民間薬とされる
広恵済急方(日本古典) 

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<金絲荷葉草>
3. 外傷の類: 怪我や蟲獣(むし、けだもの)に咬まれる等の外傷
└ 3-10. 諸蟲咬傷
: 諸々の虫に刺される/咬まれる
 └ 蛇咬: 常の蛇に咬(かまれ)たる
【用法】金絲荷葉草搗て汁を取り、咬たる處に附べし <中巻78丁>
広恵済急方の植物画像

   (原文)

   (訳文)
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関連情報新訂和漢薬
参考文献C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 41-42.
L1) 官準 広恵済急方.
L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2) pp. 494, 559.
L3) 新訂 和漢薬.
備考『本革綱目』に「虎耳草」の原名で収載される.
更新日2022/02/09