資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
36.3418112
140.4467935
入手先情報
日本,茨城県
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 蕃椒 (トウガラシ), Lajiao, Capsici Fructus (JP18, CP2020), Capsicum (JP18), Hot Pepper (CP2020) | ||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Capsicum annuum Linn., トウガラシ | ||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Solanaceae, ナス科 | ||||
薬用部位 | 成熟果実 | ||||
選品 | 外面の光沢が強く,暗赤色~黄赤色を呈するものが良品(TN). | ||||
公定書 | 日局18,薬典(2020) | ||||
臨床応用 | 皮膚刺激薬として神経痛,筋肉痛などに外用する.またトウガラシチンキ(健胃薬)やトウガラシ・サリチル酸精(育毛,養毛剤)の原料とする.香辛料. | ||||
医学体系 | 民間療法 | ||||
伝統医学的薬効 | 薬効 | [性味] 辛,熱. [帰経] 心、脾経. [効能] 温中散寒,開胃消食. [主治] 寒滞腹痛,嘔吐,瀉痢,凍瘡. | |||
成分情報 | その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds (*C1): Capsianside A 単糖類 Monosaccharides (*C1): Vitamin C カロテノイド Carotenoids (*C1): beta-Carotene, Capsanthin, Lutein, Kryptocapsin ビタミンA誘導体(レチノイド) Vitamin A derivatives (Retinoids) (*C1): Vitamin A アミノ酸 Amino acids (*C1): Betaine プリン誘導体 Purine derivatives (*C1): Adenine プテリジン誘導体 Pteridine derivatives (*C1): Vitamin B2 カプサイシン類 Capsaicins (*C1): Capsaicin, Dihydrocapsaicin, Capsiamide 簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds (*C1): Choline, Vitamin B1 | ||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 唾液,胃酸分泌(少量,促進;多量,抑制).皮膚血管拡張.消化管運動亢進(capsaicin). | ||||
DNA配列 | AF217950 | ||||
適応症 | 神経痛, 筋肉痛 | ||||
方剤 | 複方サリチル酸メチル精, トウガラシチンキ, トウガラシ・サリチル酸精 | ||||
広恵済急方(日本古典) Tips! | 6. 諸物中毒: 諸毒にあたる類 └ 6-2. 中諸穀菜毒: 穀類や野菜の毒にあたる └ 中西瓜毒: 西瓜を食し毒に中(あたり)たる 【用法】蕃椒を刻、水に浸濃汁を飲てよし <下巻49丁> | ||||
関連情報 | 新訂和漢薬 | ||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 197-199. L1) 官準 広恵済急方 L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2) L3) 新訂 和漢薬 | ||||
備考 | 中央アメリカ原産で栽培品種が多い. | ||||
更新日 | 2021/09/27 | ||||