資料館生薬データベース
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生薬名
| 入手時名称 | 佩蘭 |
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正式名称 | 蘭草 |
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日本語読み | らんそう, Ransō |
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現地読み | Peilan (佩蘭) |
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ラテン名 | Eupatorii Herba (CP) |
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英語名 | Fortune Eupatorium Herb (CP) |
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原植物名 | Eupatorium fortunei Turcz., フジバカマ |
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原植物科名 | Compositae, キク科 |
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薬用部位 | 分類 | 植物性生薬 |
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細分類 | 地上部 | 産地情報 | 中華人民共和国 |
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入手先情報 | 中華人民共和国, 雲南省大理, 大理州紅十字会中薬諮詢 |
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入手年月日 | 1994/07/30 |
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蒐集者 | 李 暁波 |
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TMPW No | 14865 |
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学術情報データベース
一般生薬名 | 蘭草, Peilan, Eupatorii Herba (CP2020), Fortune Eupatorium Herb (CP2020) |
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生薬異名 | 佩蘭 |
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原植物名 | Eupatorium fortunei Turczaninow, フジバカマ |
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原植物画像 | | |
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原植物科名 | Compositae, キク科 |
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薬用部位 | 帯蕾未開花時の全草 |
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公定書 | 薬典(2020) |
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臨床応用 | 利尿,解熱,通経薬として,糖尿病による浮腫,口渇,リウマチ,黄疸などに応用する. |
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医学体系 | 中国医学 |
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伝統医学的薬効 | 分類 | 去風湿薬 |
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薬効 | [性味] 辛,平.
[帰経] 脾、胃、肺経.
[効能] 芳香化湿,醒脾開胃,発表解暑.
[主治] 湿濁中阻,胃痞嘔悪,口中甜粘,口臭,多涎,暑湿表証,湿温初起,発熱倦怠,胸悶不舒に用いる. |
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成分情報 | その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds E. fortunei (*C1):
Succinic acid, Fumaric acid
単糖類 Monosaccharides E. fortunei (*C1):
Mannitol
トリテルペノイド Triterpenoids E. fortunei (*C1):
Taraxasterol, Taraxasteryl acetate, Taraxasteryl palmitate
クマリン類 Coumarins E. fortunei (*C1):
Coumarin, O-Coumaric acid
その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives E. fortunei (*C1):
p-Cymene, Methyl thymyl ether, Thymohydroquinone
未詳 unknown E. fortunei (*C1):
Neryl acetate, Euparin
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成分 構造式 | |
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薬理作用 | 血糖降下作用(水エキス). |
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DNA配列 | AB032032, AB032033, AB032034, AB032035, AB032036, AB032037, AB032038, AB032039 |
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証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます |
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適応症 | 胸が苦しい, 腹満, 口が粘る, 食欲不振, 倦怠感, 悪心, 嘔吐, 悪寒, 発熱, 頭痛 |
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方剤 | 希有処方に配合 |
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参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 32-33. |
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備考 | 河北省で「佩蘭」,広西省で「澤蘭」,「鶏骨香」,江蘇省で「水香」とも称する.蘭草の基源の大半はこのものであるが,その他
1) 山東省では シソ科/ Labiatae の メボウキ Ocimum basilicum L. の全草を「佩蘭」と称する.
2) 江蘇省の南部の一地区では,キク科/ Compositae の サワヒヨドリ Eupatorium lindleyanum DC. の全草を「佩蘭」,「野佩蘭」として用いる.
3) 黒龍江省の一部では シソ科/ Labiatae の シロネ Lycopus lucidus Turcz.の全草を用いる.
4) 吉林,黒龍江省の一部では,キク科/Compositae の タカサブロウ Eclipta prostrata (L.) L. 全草を用いている. |
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更新日 | 2021/09/28 |
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