資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称石膏
正式名称石膏
日本語読みせっこう, Sekkō
現地読みShigao
ラテン名Gypsum Fibrosum (JP), (CP)
英語名Gypsum (JP), (CP)
原植物名含水硫酸カルシウム(軟)CaSO4・2H2O, 無水硫酸カルシウム(硬), CaSO4・1/2 H2O(焼石膏)
薬用部位分類鉱物性生薬
細分類鉱物
入手先情報中華人民共和国, 内蒙古自治区呼和浩特, 内蒙古自治区蒙葯采購供応站
入手年月日1994/07/25
蒐集者難波恒雄, 他
TMPW No15177

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
40.842356
111.74999500000001
入手先情報
中華人民共和国,内蒙古自治区呼和浩特
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名石膏(焼石膏), Shigao (Shao Shigao), Gypsum Fibrosum (JP18, CP2020) (Gypsum Fibrosum Preparatum), Gypsum (JP18, CP2020)
生薬画像
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原植物名含水硫酸カルシウム(軟)CaSO4・2H2O,無水硫酸カルシウム(硬), CaSO4・1/2 H2O(焼石膏) / Natural hydrous calcium sulfate, 石膏
薬用部位鉱物
選品光沢のある白色透明のものがよく,軟質のものが良品である(TN).
公定書日局18, 薬典(2020)
臨床応用炎症性疾患の解熱,止渇,鎮咳薬.煩渇,口渇,喘息,胃痛などに応用.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱瀉火薬
薬効[性味] 甘、辛,大寒.
[帰経] 肺、胃経.
[効能] 清熱瀉火,除煩止渴.
[主治] 外感熱病,高熱煩渴,肺熱喘咳,胃火亢盛,頭痛,歯痛に用いる.
成分情報その他 Others
(*C1):
CaSO4・2H2O,粘土,砂,有機物,硫化物,Fe++, Mg++

薬理作用止渇.解熱.腸管運動抑制.利尿.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症高熱, 口渇, 胸が苦しい, 呼吸促迫, 咳嗽, 頭痛, 歯痛, 歯齦の腫脹疼痛, 口内炎
方剤五虎湯, 辛夷清肺湯, 釣藤散, 白虎加桂枝湯, 白虎加人参湯, 防風通聖散, 麻杏甘石湯, 越婢湯, 越婢加朮湯, 越婢加半夏湯, 桂枝二越婢一湯, 桂枝二越婢一湯加苓朮附, 厚朴麻黄湯, 柴葛解肌湯, 消風散, 洗肝明目湯, 増損木防已湯, 続命湯, 大青竜湯, 竹葉石膏湯, 木防已湯, 甘連大黄加石膏湯, 小柴胡湯加桔梗石膏, 風引湯
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 363-364.
備考焼石膏は(CaSO4・1/2 H2O)は,主として,身体各部位の支持又は固定用ギプスとして骨折,脱臼その他骨の変形時に用いられるほか,歯科の型取りに用いられる.
更新日2021/09/27