資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称白鮮皮
正式名称白蘚皮
日本語読みはくせんぴ, Hakusempi
現地読みBaixianpi
ラテン名Dictamni Cortex (CP), Dictamni Radicis Cortex
英語名Densefruit Pittany Root-bark (CP)
原植物名Dictamnus dasycarpus Turcz., ハクセン
原植物科名Rutaceae, ミカン科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根皮
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日1994/10/18
蒐集者門田重利
TMPW No15377

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名白蘚皮, Baixianpi, Dictamni Cortex (CP2020), Densefruit Pittany Root-bark (CP2020)
生薬画像
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原植物名Dictamnus dasycarpus Turczanínow , ハクセン
原植物科名Rutaceae, ミカン科
薬用部位根皮
公定書薬典(2020)
臨床応用解熱,解毒,鎮痛,利胆薬として,リウマチ,神経痛,黄疸,疥癬などの皮膚疾患に応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
薬効[性味] 甘,涼.
[帰経] 肺、大腸経.
[効能] 清熱燥湿,去風解毒.
[主治] 湿熱瘡毒,黄水淋漓,湿疹,風疹,疥癬瘡癩,風湿熱痺,黄疸尿赤に用いる.
成分情報トリテルペノイド Triterpenoids
(*C1):
Limonin, Obacunone, Obacunonic acid

ステロール Sterols
(*C1):
Campesterol, Sitosterol

その他の芳香族化合物 Other aromatic compounds
(*C1):
Fraxinellone

アルカロイド Alkaloids
(*C1):
Dictamine (= Dictamnine), Skimmianine (= beta-Fagarine), Trigonelline

簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds
(*C1):
Choline

その他 Others
(*C1):
Dictamnolide

成分 構造式



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薬理作用解熱作用(煎液:家兎).抑制作用(水浸剤:病原真菌).興奮作用,収縮作用(dictamine).
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症発熱, リウマチ, 神経痛, 黄疸, 疥癬, 湿疹, 風疹, 血尿
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 138-139.
備考北蘚皮とも称する。湖北省嚢陽,京山,江蘇省淮陰,安徽省じょ県などの地区では,根皮でなく根部を薬用にしており,古蘚皮とも称している.新彊省で用いられている白蘚皮は Dictamnus angustifolius G. Don の根皮である.また,陜西,四川,湖南省では,マメ科/ Leguminosae のムレスズメ Caragana chamlagu Lam. の根皮を白蘚皮と称している.その他,河南省で用いられる白蘚皮は,現在のところ原植物不明である.
更新日2022/03/08