資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称草豆蔲
正式名称草豆蔲
日本語読みそうずく, Sōzuku
現地読みCaodoukou
ラテン名Alpiniae Katsumadaii Semen (Non-JPS), (CP)
英語名Alpinia Katsumadai Seed (Non-JPS), Katsumada Galangal Seed (CP)
原植物名Alpinia katsumadai Hayata
原植物科名Zingiberaceae, ショウガ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類種子
入手先情報香港, 漢方薬展
入手年月日1966/06/00
TMPW No1796

学術情報データベース

一般生薬名草豆蔲, Caodoukou, Alpiniae Katsumadai Semen (Non-JPS2022, CP2020), Alpinia Katsumadai Seed (Non-JPS2022), Katsumada Galangal Seed (CP2020)
生薬異名草豆
生薬画像
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原植物名Alpinia katsumadai Hayata
原植物科名Zingiberaceae, ショウガ科
薬用部位種子の塊
公定書局外(2022), 薬典(2020)
臨床応用芳香性健胃,駆風薬として,消化不良,胃腸の痛み,嘔吐などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類消食薬
薬効[性味] 辛,温.
[帰経] 脾、胃経.
[効能] 燥湿行気,温中止嘔.
[主治] 寒湿内阻,胃腹脹満冷痛,暖気嘔逆,不思飲食に用いる.
成分情報フラバノンとジヒドロフラボノール Flavanones & Dihydroflavonols
(*C1):
Alpinetin

カルコン、ジヒドロカルコン及びオーロン Chalcones, Dihydrochalcones & Aurones
(*C1):
Cardamomin

その他 Others
(*C1):
精油/essential oil

成分 構造式

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薬理作用草豆蔲の水煎剤(0.25~0.75%)はモルモットの摘出腸管に対して興奮作用があり,大量(1~1.25%)では抑制作用がある.
適応症食欲不振, 嘔吐, 下腹痛, 冷え, 悪心, 消化不良
方剤希有処方に配合
同類生薬紅豆蔲,益智
参考文献Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 239-240.
備考Amomum globosum Lour. (= Alpinia globosa Horan.) とする説もあるが,このものはベトナム産で,中国では近年雲南省に分布がみられている.現在の市場品はこのものではない.しかし,古来本草の草豆蔲の基源の詳細は不明である.
更新日2022/07/21