資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称蚕沙
正式名称蚕沙
日本語読みさんしゃ, Sansha
現地読みSansha
ラテン名Bombycis Faeces
原植物名Bombyx mori L., カイコ
原植物科名Bombycidae, カイコガ科
薬用部位分類動物性生薬
細分類その他
産地情報日本, 四国地方
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日1996/11/06
蒐集者小松かつ子
TMPW No18413

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
33.7432238
133.63753139999994
産地情報
日本,四国地方
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名蚕沙,Cansha,Bombycis Faeces
生薬画像
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原植物名Bombyx mori Linn., カイコ
原植物科名Bombycidae, カイコガ科
薬用部位糞便
臨床応用鎮痙,鎮痛,鎮静薬として,リウマチ,関節痛,神経痛,腰部冷痛,皮膚そう痒,中風の半身不随などに応用する.また結膜炎,瞼縁炎などの炎症に外用薬として用いることもある.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類去風湿薬
成分情報ジテルペノイド Diterpenoids
(*C1):
Phytol

トリテルペノイド Triterpenoids
(*C1):
Tetracosanol, Lupeol

ビタミンA誘導体(レチノイド) Vitamin A derivatives (Retinoids)
(*C1):
Vitamin A

ステロール Sterols
(*C1):
beta-Sitosterol, Cholesterol, Ergosterol

植物ホルモン類 Plant hormones
(*C1):
Heteroxine

アミノ酸 Amino acids
(*C1):
Histidine, Leucine, Lysine

プリン誘導体 Purine derivatives
(*C1):
尿酸

その他 Others
(*C1):
Vitamin B群, 葉緑素,燐酸,カリウム,カルシウム

薬理作用未詳.
DNA配列X01339
適応症リウマチ, 関節痛, 腰の冷え, 皮膚疾患, 中風, 半身不随, 結膜炎
方剤希有処方に配合
同類生薬白彊蚕
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 330-332.
備考蚕沙は灰黒色の短円柱形の顆粒状で,長さ2~5㎜,直径1.5~3㎜,表面は粗糙で6條の縦溝がある.質は堅いが脆く,容易に手で砕ける.微かに青草臭がある.
更新日2021/01/20