資料館生薬データベース
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40.842356
111.74999500000001
産地情報
中華人民共和国,内蒙古自治区
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 麻黄, Mahuang, Ephedrae Herba (JP18, CP2020), Ephedra Herb (JP18), Ephedra (CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Ephedra sinica Stapf, Ephedra intermedia Schrenk et C. A. Meyer or Ephedra equisetina Bunge | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Ephedraceae, マオウ科 | |||||
薬用部位 | 地上茎 | |||||
選品 | 帯緑色を呈する新鮮なものがよい(TN). | |||||
公定書 | 日局18,薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 発汗,解熱,鎮咳,鎮痛薬として,皮膚の排泄機能障害による呼吸困難,喘咳,喘息,悪寒,身体疼痛,骨節痛などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 辛温解表薬 | ||||
薬効 | [性味] 辛、微苦,温. [帰経] 肺、膀胱経. [効能] 発汗散寒,宣肺平喘,利水消腫. [主治] 風寒感冒,胸悶喘咳,風水浮腫,気管支哮喘に応用する. | |||||
成分情報 | その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds (*C1): Nonacosan-10-ol, Nonacosan, Tricosan-1-ol タンニン Tannins (*C1): d-Catechin, l-Epicatechin, l-Gallocatechin, l-Epigallocatechin 及びこれらの2量体,3量体 アルカロイド Alkaloids (*C2): Ephedroxane イソキノリンアルカロイド Isoquinoline alkaloids (*C1): l-Ephedrine, d-Pseudoephedrine, l-Norephedrine, l-N-Methylephedrine, d-N-Methylpseudoephedrine, d-Norpseudoephedrine | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 鎮咳,抗アレルギー作用(水,エタノールエキス),交感神経興奮(血圧上昇,気管支拡張,散瞳,発汗),中枢性鎮咳作用(ephedrine),抗炎症作用(pseudoephedrine). | |||||
DNA配列 | D38242, D10732, U72821; 伝統医薬データベース. | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | |||||
適応症 | 呼吸困難, 咳嗽, 悪寒, 発熱, 無汗, 頭痛, 身体痛, 関節痛, 感冒, インフルエンザ, 気管支炎, 肺炎, 気管支喘息 | |||||
方剤 | 烏頭湯, 烏薬順気散, 越婢湯, 越婢加朮湯, 越婢加半夏湯, 華蓋散, 葛根湯, 葛根加半夏湯, 葛根加苓朮附湯, 葛根湯加辛夷川芎湯, 還魂湯, 甘草麻黄湯, 杏蘇散, 桂姜棗草黄辛附湯, 桂枝去芍薬加麻黄附子細辛湯, 桂枝芍薬知母湯, 桂枝二越婢一湯, 桂枝二越婢一湯加苓朮附, 桂枝二麻黄一湯, 桂枝麻黄各半湯, 行気香蘇散, 厚朴麻黄湯, 五虎湯, 古今録験続命湯, 五積散, 柴葛解肌湯, 三黄湯, 赤小豆湯, 小青竜湯, 小青竜加石膏湯, 小青竜合麻杏甘石湯, 小続命湯, 神秘湯, 続命湯, 大青竜湯, 大続命湯, 独活葛根湯, 防風通聖散, 牡蠣湯, 麻黄湯, 麻黄加朮湯, 麻黄加苓朮附湯, 麻黄五味湯, 麻黄附子甘草湯, 麻黄附子細辛湯, 麻黄連軺赤小豆湯, 麻杏甘石湯, 麻杏薏甘湯, 射干麻黄湯, 薏苡仁湯 [明医指掌], 連翹湯 [眼科], 連翹湯 [丹毒] | |||||
同類生薬 | 麻黄根 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 53-57. C2)生薬学概論, p 341. | |||||
備考 | - 根は「麻黄根」と称し,地上部とは逆に止汗作用があるとされ,ephedradine類が単離証明されている.日局18では E. sinica, E. intermedia または E. equisetina の地上茎が規定され,総アルカロイド(エフェドリン及びプソイドエフェドリン)0.7%以上を含むこととされる. - 中国では1998年に「エフェドリン類製品の輸出管理問題に関する通知」(対外経済貿易管理局発第573号)が出され,これによれば「麻黄草資源を保護すると同時に,砂漠化現象の拡大を防止するため,麻黄草の輸出を禁止する」とある.現在中国では生薬の麻黄の輸出を制限している. | |||||
更新日 | 2022/10/04 | |||||