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生薬名

入手時名称広東人参
正式名称広東人参
日本語読みかんとんにんじん, Kantonninjin
現地読みGuangdong Renshen, Xiyangshen
ラテン名Panacis Quinquefolii Radix (CP)
英語名American Ginseng (CP)
別名アメリカ人参,西洋参,洋参,泡参
原植物名Panax quinquefolius L., アメリカニンジン
原植物科名Araliaceae, ウコギ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類
蒐集者難波恒雄
TMPW No19

学術情報データベース

一般生薬名広東人参, Guangdongrenshen, Panacis Quinquefolii Radix (CP2020), American Ginseng (CP2020)
生薬異名アメリカ人参, 西洋人参, 洋参, 泡参
生薬画像
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原植物名Panax quinquefolius Linn., アメリカニンジン
原植物画像
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原植物科名Araliaceae, ウコギ科
薬用部位
公定書薬典(2020)
臨床応用強壮,強心,強精,健胃,補精,鎮静,抗疲労薬として広く使用される.胃の衰弱による新陳代謝機能の低下に振興薬として用い,病弱者の胃部停滞感,消化不良,嘔吐,胸痛,弛緩性下痢,食欲不振などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類補気薬
薬効[薬性・性味] 甘、微苦,涼.
[帰経] 心、肺、腎経.
[効能] 補気養陰,清火生津.
[主治] 気虚陰虧,虚熱煩倦,咳瑞痰血,内熱による糖尿病,口・喉の渇きに用いる.
成分情報トリテルペン系サポニン Triterpenoid saponins
(*C1):
サポニン配糖体約5% / saponin glycosides approx.5%: Ginsenoside Rb1,Ginsenoside Rg1,Ginsenoside Rg2, Ginsenoside Re, Ginsenoside Rb2, Ginsenoside Rc, Ginsenoside Rd, Ginsenoside Ra, Ginsenoside Ro

成分 構造式


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DNA配列18SrRNA: D85172(*S1), matK: D89059(*S2), ITS:U41687, U41688, U41689 rbcL:U50250; 伝統医薬データベース.
適応症倦怠感, 口渇, 咳嗽, 呼吸困難
方剤通常, 方剤としない
同類生薬人参 (Ginseng),紅参 (Red Ginseng),竹節人参(Japanese Ginseng),三七人参 (Panax Notoginseng Root)
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 4-5.
S1) Biol.Pharm.Bull.,19,1530(1996).
S2) Biol.Pharm.Bull.,20,765(1997).
備考アメリカ,カナダに産するアメリカ人参は香港を経てから東南アジア各地に出荷されるため「広東人参」の名前がつけられた.人参と同様に用いるが,薬性は人参が「平」であるのに対し,広東人参は「涼」である.
更新日2021/09/27