資料館生薬データベース

※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
生薬名

入手時名称谷精子
正式名称谷精草
日本語読みこくせいし, Kokuseishi
現地読みGujingzi
ラテン名Eriocauli Flos (CP)
英語名Pipewort Flower (CP)
原植物名Eriocaulon buergerianum Koern., オオホシクサ
原植物科名Eriocaulaceae, ホシクサ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類花序
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1974/12/25
TMPW No1989

学術情報データベース

一般生薬名谷精草, Gujingcao, Eriocauli Flos (CP2020), Eriocauli Herba, Pipewort Flower (CP2020)
生薬画像
More
※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
原植物名Eriocaulon buergerianum Koerniche1, Eriocaulon sieboldianum Siebold et Zuccarini ex Steud2, オオホシクサ1,ホシクサ2
原植物科名Eriocaulaceae, ホシクサ科
薬用部位頭状花序 (全草)
公定書薬典(2020)
臨床応用鎮痛,消炎,眼病薬として,目翳,頭痛,歯痛,咽喉腫痛等の症に応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱瀉火薬
薬効[性味] 辛、甘,平.
[帰経] 肝、肺経.
[効能] 疏散風熱,明目退翳.
[主治] 風熱目赤,腫痛羞明,眼生翳膜,風熱頭痛に用いる.
薬理作用谷精草の水浸液(1:6)は,試験管内において緑膿桿菌,その他小芽胞癬菌などの皮膚真菌に対して程度の差はあるが,発育抑制作用がある.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症頭痛, 歯痛, 咽喉痛, 目の充血
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 108-109.
備考Eriocaulon australe R. Br. および Eriocaulon wallichianum Mart. (= E. contoniense Hook. et Arn.; E. sinicum Miq.) の頭状花序のみを乾燥したものを「谷精子」または「谷精珠」と称している.
河南省では,ナデシコ科の ノミノツヅリ Arenaria serpyllifolia L. の全草を谷精草と称する.
更新日2023/09/27