資料館生薬データベース
※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
学術情報データベース
一般生薬名 | 沙苑子, Shayuanzi, Astragali Complanati Semen (CP2020), Flatstem Milkvetch Seed (CP2020) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
生薬画像 |
| |||||
原植物名 | Astragalus complanatus R. Br. | |||||
原植物科名 | Leguminosae, マメ科 | |||||
薬用部位 | 成熟種子 | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 強壮,強精薬として,インポテンツ,遺精,遺尿,早漏,小便瀕数,女子帯下などに用い,また腰,膝の疼痛にも応用される. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 補陽薬 | ||||
薬効 | [性味] 甘,温. [帰経] 肝、腎経. [効能] 補腎助陽,固精縮尿,養肝明目. [主治] 腎虚腰痛,遺精早泄,遺尿尿頻,白濁帯下,眩暈,目暗昏花に用いる. | |||||
成分情報 | 未詳 unknown | |||||
薬理作用 | 未詳. | |||||
DNA配列 | U50500, U50501 | |||||
適応症 | 腰痛, 精液漏れ, 頻尿, 帯下, めまい, インポテンツ, 気鬱 | |||||
方剤 | 希有処方に配合 | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 227-228. | |||||
備考 | 中国の一部では Astragalus chinensis L. (天津で沙苑子という), A. adsurgens Pall. および A. sinicus L. (江蘇省で沙苑子という) の種子が用いられている.また偽品として Crotalaria yaihsienensis T. Chen と C. retusa L. (湛江地区海康等の地に産し, 假沙苑と称す), C. mucronata Desv. (海南島~福建に産し, 土沙苑, 假沙苑と称す) の成熟種子が用いられることがあるが, これらの種子にはアルカロイドを含み, 中毒の恐れがあるので注意を要す.また天津ではまれにマメ科(Leguminosae)の Swainsonia salsula Taubert (苦馬豆) の種子を沙苑子と称して用いる. | |||||
更新日 | 2021/09/28 | |||||