資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称訶子
正式名称訶子
日本語読みかし, Kashi
現地読みhezi
ラテン名Chebulae Fructus
英語名Chebulic Myrobalan
原植物名Terminalia chebula Retzus, ミロバラン(ミロバランノキ)
原植物科名Combretaceae, シクンシ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類果実
入手先情報日本, 大阪府, (株)栃本天海堂 Tochimoto Tenkaidou Co.,Ltd.
入手年月日2000/06/10
蒐集者小松かつ子
TMPW No19982

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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名訶子, Hezi, Chebulae Fructus (Non-JPS2018, CP2015), Myrobalan Fruit (Non-JPS2018), Medicine Terminalia Fruit (CP2015)
生薬異名訶梨勒, Helile, Haritaki, A-ru, A-ru-la
生薬画像
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原植物名Terminalia chebula Retzius, ミロバラン(ミロバランノキ)
原植物画像
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原植物科名Combretaceae, シクンシ科
薬用部位果実
選品皮殻が黒くて,内部の実が多く,味の渋いものが良いとされる(NI).
公定書局外(2018), 薬典(2015)
臨床応用収斂,止瀉,止血,鎮咳薬として,慢性喉頭炎,喉頭結核,腸出血,痔漏出血,子宮出血,慢性子宮炎,帯下,その他各種の痢疾に応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類収渋薬
薬効[性味] 苦、酸、渋,平.
[帰経] 肺、大腸経.
[効能] 渋腸止瀉,斂肺止咳,降火利咽.
[主治] 久瀉久痢,便血脱肛,肺虚喘咳,久嗽不止,咽痛音唖に用いる.
成分情報タンニン Tannins
(*C1):
タンニン/tannins 20~40%: Ellagic acid, Gallic acid, Luteolic acid, Chebulic acid

成分 構造式


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薬理作用抗菌(煎液:ブドウ球菌,チフス菌),抗ウイルス(エキス:単純ヘルペスウイルスなど),抗HIV,抗動脈硬化,免疫調節作用.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症下痢, 泥状水様便, 脱肛下血, 呼吸困難, 咳嗽, 失音, 嗄声, 不正性器出血, 帯下, 頻尿, 精液漏れ
方剤響声破笛丸
同類生薬毛訶子
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 246-247.
備考アーユルヴェーダ(インド医学)における主要薬物の一つで,生薬名を「ハリータキー」という.果実の形や産地の異なる7種類のハリータキーがあるとされ,ヒマラヤ産で丸い Vijaya が最良とされる.インドでは慢性便秘,慢性潰瘍,消化不良,気管支炎,咳,喘息,かすれ声,下痢,寄生虫,出血など種々の疾患に応用される.ハリータキーに,アーマラカ(余甘子),ヴィビータカ(毛訶子)を集めたものをトリパラ(三果)といい,散剤,飲料,その他の剤形として強壮や抗老化に用いられる.この薬物はチベットへ伝わり,チベット生薬名を「アルラ A-ru-la」または「アルー A-ru」という.チベット医学では一切の疾病を治す万能薬とされ,薬師如来の象徴とされる.中国では,唐代に著された『新修本草』に「訶梨勒」の名で初めて収載されるが,それ以前に伝わり,用いられていた可能性がある.「訶梨勒」は日本へも奈良時代に鑑真和尚によってもたらされている.
更新日2020/05/11