資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.8714354
128.601445
入手先情報
大韓民国(韓国),大邱
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 蒺藜子, Jilizi, Tribuli Fructus (JP18), (CP2020), Tribulus Fruit (JP18), Puncturevine Caltrop Fruit (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 白蒺藜,刺蒺藜,硬蒺藜,蒺藜角 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Tribulus terrestris Linn., ハマビシ | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Zygophyllaceae, ハマビシ科 | |||||
薬用部位 | 果実 | |||||
公定書 | 局外(1989), 日局18, 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 利尿,消炎,浄血薬として,頭痛,眼疾,乳汁不通,月経不順などに用いる. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 平肝熄風薬 | ||||
薬効 | [性味] 辛、苦,微温;有小毒. [帰経] 肝経. [効能] 平肝解郁,活血去風,明目,止痒. [主治] 頭痛眩暈,胸脇脹痛,乳閉乳癰,目赤翳障,風疹掻痒. | |||||
成分情報 | 脂質 Lipids (*C1): 脂肪油 / fatty oil テルペノイド(精油) Terpenoids (Essential oils) (*C1): 精油 / essential oil トリテルペノイド Triterpenoids (*C1): サポニン / saponin アルカロイド Alkaloids (*C1): アルカロイド / alkaloid | |||||
薬理作用 | 血圧降下(水浸液,アルコール水浸液).軽度の利尿(アルカロイド分画). | |||||
DNA配列 | AJ387961, Y15028 | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 頭痛, めまい, 胸脇が張って痛む, 乳汁分泌不全, 目の充血, 風疹, 掻痒, 無月経, 下腹痛 | |||||
方剤 | 洗肝明目湯, 当帰飲子 | |||||
同類生薬 | 軟蒺藜,潼蒺藜,亳蒺藜 [備考参照] | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 323-324. | |||||
備考 | 本草書に収載されている「白蒺藜」はマメ科の Astragalus complanatus R. Br. の種子であり,現在このものは通常「沙苑子」と呼ばれている.山東省の一部の地区では,「硬蒺藜」に対して「軟蒺藜」と称する商品があるが,これはアカザ科の Atriplex sibirica L.(ハマアカザの類)の果実である。 また安徽省亳県に産する潼蒺藜,亳蒺藜と称するものはマメ科/Leguminosaeの Astragalus complanatus, A. chinensis L. f., Swainsona salsula (Pall) Taub., Crotalaria mucronata Desv., 及び A. adsurgens Pall. などの種子である. | |||||
更新日 | 2022/09/06 | |||||