資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称香豉
正式名称豆豉
日本語読みずしとうし
現地読みDouchi
ラテン名Sojae Semen Preparatum (CP)
英語名Fermented Soybean (CP)
原植物名Glycine max (L.) Merr., ダイズ
原植物科名Leguminosae, マメ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類種子
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1974/12/25
TMPW No2068

学術情報データベース

一般生薬名豆豉, Douchi, Sojae Semen Preparatum (CP2020), Fermented Soybean (CP2020)
生薬異名淡豆豉 [dandouchi (CP)], 香豉 (xiangchi)
生薬画像
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原植物名Glycine max (L.) Merr., ダイズ
原植物画像
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原植物科名Leguminosae, マメ科
薬用部位成熟種子の発酵加工品
公定書薬典(2020)
臨床応用消炎性健胃,消化,解熱,発汗薬として,胃のむかつき,心煩,不眠,熱病の初期に応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類辛涼解表薬
薬効[性味] 苦、辛,涼.
[帰経] 肺、胃経.
[効能] 解表,除煩,宣発郁熱.
[主治] 感冒,寒熱頭痛,煩躁胸悶,虚煩不眠に用いる.
成分情報脂質 Lipids
(*C1):
脂肪
糸引納豆(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
脂質(10.0g)

糖質 Sugar
糸引納豆(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
糖質(9.8g), 繊維(2.3g)

ナフトキノン Naphthoquinones
糸引納豆(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin K (870μg)

ビタミンE (トコフェロール類) Vitamin E (Tocopherols)
糸引納豆(可食部100gあたりの効力) (*C2):
Vitamin E(0.9mg)

ペプチド Peptide
(*C1):
蛋白質

プテリジン誘導体 Pteridine derivatives
糸引納豆(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin B2(0.56mg)

簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds
糸引納豆(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin B1(0.07mg), Vitamin B6(0.24mg)

その他 Others
糸引納豆(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
水分(59.5g), たんぱく質(16.5g), 灰分(1.9g), Ca(90mg), P(190mg). Fe(3.3mg), Na(2mg), K(660mg), Mg(100mg), Zn(1900μg), Cu(610μg), 水溶性食物繊維(2.3g). 不溶性食物繊維(4.4g)

薬理作用未詳.
DNA配列AF142700, X02623, AJ011337, L36612, Z95552
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症発熱, 悪寒, 頭痛, 無汗, 咽喉痛, 胸中が熱苦しくて不快, 不眠
方剤枳実梔子豉湯, 枳実梔子大黄豉湯, 梔子甘草豉湯, 梔子豉湯, 梔子生姜豉湯, 梔子大黄湯
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 218-219.
C2) 四訂 食品成分表 2000(女子栄養大学出版部), pp 106-107, 516.
備考- 豆豉はいわゆる納豆の類で,温病の表剤の主薬である.現在日本で市販されているものは食用納豆を乾燥させたもので,良品ではない.漢方医の中には自家製造して用いる人もいる.
- 薬典に記載された製法:桑葉と青蒿各70~100gを水で煎じ,ろ過した後得られた煎液を大豆1000gにかけて混ぜあわせる.煎液がすべて吸収された後,蒸す.温度が下がったら容器に移す.その豆の上にろ過の残渣をかけ,発酵させる.表面が黄色になったら取り出して,残渣を除去し,洗浄する.容器に入れ,15~20日間充分に発酵させ,香気が出てきたら取り出し,更に蒸してから干燥する.
更新日2021/09/27