資料館生薬データベース
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23.12911
113.26438499999995
産地情報
中華人民共和国,広東省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
入手先情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 牽牛子, Qianniuzi, Pharbitidis Semen (JP18, CP2020), Pharbitis Seed (JP18, CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Pharbitis nil Choisy1 or Pharbitis purpurea (L.) Voigt2, アサガオ1 または マルバアサガオ2 | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Convolvulaceae, ヒルガオ科 | |||||
薬用部位 | 成熟種子 | |||||
選品 | 粒が大きくて水に沈むものが良品(TN). | |||||
公定書 | 日局18,薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 緩下及び峻下薬,利尿薬として,腹水腫脹,二便不利,宿食積滞,大便秘結などに応用する.駆虫作用もある.胃弱の者,妊婦には使用不可.長期連用はさける. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 峻下逐水薬 | ||||
薬効 | [性味] 苦、寒;有毒. [帰経] 肺、腎、大腸経. [効能] 瀉水通便,消痰逐飲,殺虫攻積. [主治] 水腫脹満,二便不通,痰飲積聚,気逆喘咳,虫積腹痛に用いる. | |||||
成分情報 | その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds (*C1): Pharbitin 約/about 2% [pharbitic acid (ipurolic acid + glucose, rhamnose, quinovose) の糖部にtiglic adid, d-methyl-ethyl acetic acid, nilic acidが結合したもの] 植物ホルモン類 Plant hormones (*C1): Gibberellin (A3, A8, A26, A27, A29) およびそのglucoside(未熟種子/immature seed) 脂肪油約/fatty oil about 11% | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 瀉下,腎機能賦活. | |||||
DNA配列 | AF110949, U38310, AF110947, AF110948 | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 水腫, 腹水, 尿量減少, 便秘, 腹痛, 咳嗽, 回虫 | |||||
方剤 | 駆風解毒散, 八味疝気方 | |||||
広恵済急方(日本古典) Tips! | <牽牛葉> 3. 外傷の類: 怪我や蟲獣(むし、けだもの)に咬まれる等の外傷 └ 3-11. 諸獣囓傷: 獣に噛まれる、鼠に咬まれる 【疾患注釈】鼠に咬(かまれ)たる 【用法】牽牛葉を揉て、咬處に傳(つけ)べし <中巻86丁> | |||||
関連情報 | 新訂和漢薬 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020) 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 302-304. L1) 官準 広恵済急方. L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2). L3) 新訂 和漢薬. | |||||
備考 | 牽牛子には,種皮の色が黒色と白色の2種があるが,薬用には一般に黒色品(作用が激しい)が多く用いられる. 日本薬局方では アサガオ Pharbitis nil の種子のみが規定される.緩下薬として0.1g/回,1~3回/日,分量を増やせば峻下薬となる. 原植物である2種はサワマイモ属に含めて,Ipomoea nil (L.) Roth,I. purpurea (L.) Roth と記載される場合もある. | |||||
更新日 | 2023/02/28 | |||||