資料館生薬データベース
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学術情報データベース
一般生薬名 | 凌霄花, Lingxiaohua, Campsis Flos (CP2020), Trumpetcreeper Flower (CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Campsis grandiflora (Thunb.) K. Schumann, ノウゼンカズラ | |||||
原植物科名 | Bignoniaceae, ノウゼンカズラ科 | |||||
薬用部位 | 花 | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 利尿,通経薬として,産後の奔血不定,大小便の不利,崩中帯下などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 活血去瘀薬 | ||||
薬効 | [性味] 甘、酸,寒. [帰経] 肝、心包経. [効能] 活血通経,涼血祛風. [主治] 月経不調,経閉癥瘕,産後乳腫,風疹発紅,皮膚蚤痒,痤瘡に用いる. | |||||
薬理作用 | 未詳. | |||||
DNA配列 | AF190429 | |||||
適応症 | 小便不利, 便秘, 月経異常, 産後の疲労 | |||||
方剤 | 希有処方に配合 | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, p 130. | |||||
備考 | 本植物は中国原産で各地で栽培され,美しい花をつけるので北宋の頃から画材として画かれてきた. 安徽省,東北諸省で「凌霄花」と称して用いられているものは,ゴマノハグサ科/Scrophulariaceaeの キリ Paulownia tomentosa (Thunb.) Steud. = Bignonia tomentosa Thunb. およびその同属植物の花で,恐らく花の形態が似ているところから誤用されたのであろう. | |||||
更新日 | 2022/03/08 | |||||