資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称玫瑰花
正式名称玫瑰花
日本語読みまいかいか, Maikaika
現地読みMeiguihua
ラテン名Rosae Rugosae Flos (CP)
英語名Rose Flower (CP)
原植物名Rosa rugosa Thunb. var. plena Regel, マイカイ
原植物科名Rosaceae, バラ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類花蕾
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1974/12/25
TMPW No2264

学術情報データベース

一般生薬名玫瑰花, Meiguihua, Rosae Rugosae Flos (CP2020), Rose Flower (CP2020)
生薬画像
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原植物名Rosa rugosa Thunberg var. plena Regel, マイカイ
原植物画像
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原植物科名Rosaceae, バラ科
薬用部位花蕾
公定書薬典(2020)
臨床応用血行,調経,抗炎症薬として,肝胃痛,乳癰腫毒,月経不調,リウマチ,打撲症などに応用する.現在では薬用より,茶に混入したり,ローズ油の原料とする.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類理気薬
薬効[性味] 甘、微苦,温.
[帰経] 肝、脾経.
[効能] 行気解郁,和血,止痛.
[主治] 肝胃気痛,食少嘔悪,月経不調,打撲傷痛に用いる.
成分情報その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
R. rugosa (*C1):
Nonyl alcohol, Heptyl alcohol, Nonyl aldehyde, Nonalactone

モノテルペノイド Monoterpenoids
R. rugosa (*C1):
Nerol, Citronellol, Geraniol, Linalool, Eugenol

その他の芳香族化合物 Other aromatic compounds
R. rugosa (*C1):
Phenylethyl alcohol, Benzyl alcohol, Phenylethyl acetate, Benzyl formate, Benzaldehyde, Phenylacetic acid, Benzoic acid

成分 構造式

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薬理作用未詳.
DNA配列AB011989, AB038444, AB039296
適応症気鬱, 食欲不振, 月経不順, リウマチ, 打撲
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, p 118.
備考日本にも自生するハマナス Rosa rugosa Thunb. と同一種とされたこともあったが,花が重弁で,茎の刺がやや少なく,小葉は鋭頭または鈍頭で,ハマナスの変種として取扱われている.日本でも栽培されるが,生薬としての生産はない.
更新日2023/09/27