資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称密蒙花
正式名称密蒙花
日本語読みみつもうか, Mitsumōka
現地読みMimenghua
ラテン名Buddlejae Flos (CP)
英語名Pale Butterflybush Flower (CP)
原植物名Buddleja officinalis Maxm., ワタフジウツギ
原植物科名Buddlejaceae, フジウツギ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類花蕾
入手先情報日本, 大阪府, 日本粉末薬品㈱
入手年月日1964/00/00
TMPW No2368

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名密蒙花, Mimenghua, Buddlejae Flos (CP2020), Pale Butterflybush Flower (CP2020)
生薬画像
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原植物名Buddleja officinalis Maximowicz, ワタフジウツギ
原植物科名Buddlejaceae, フジウツギ科
薬用部位花蕾または花序
公定書薬典(2020)
臨床応用解熱,消炎,眼病薬として,緑内障,赤腫流涙,鳥目などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱瀉火薬
薬効[性味] 甘,涼.
[帰経] 肺、大腸経.
[効能] 清肺利咽,疏肝和胃.
[主治] 清熱瀉下,養肝明目,退翳.目赤腫痛,多泪羞明,眼生翳膜,肝虚目暗,視物昏花に用いる.
成分情報フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols
(*C1):
Buddleo-glucoside

薬理作用未詳.
適応症発熱, 緑内障
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 112-113.
備考中国市場では密蒙花の他,老密蒙花,老蒙花と称される.わが国に輸入される密蒙花は上記正條品であるが,ときに多量の芫花 - ジンチョウゲ科/Thymelaeaceaeの フジモドキ Daphne genkwa Sieb. et Zucc. の花蕾] の混入 (約17%)が認められる.中国湖北省黄崗,四川省雲陽等に産する密蒙花は,ジンチョウゲ科/Thymelaeaceae の ミツマタ Edgeworthia chrysantha Lindl. の花蕾であって,通常「新蒙花」または「蒙花珠」と称している.中国市場にはこのものも多く出まわっている.
更新日2023/08/29