資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称刺五加
正式名称刺五加
日本語読みしごか, Shigoka
現地読みCiwujia
ラテン名Eleutherococci Senticosi Rhizoma (JP), Acanthopanacis Senticosi Radix et Rhizoma seu Caulis (CP)
英語名Eleutherococcus Senticosus Rhizome (JP), Manyprickle Acanthopanax CP)
原植物名Eleurherococcus senticosus (Rupr. et Maxim.) Harms.
原植物科名Araliaceae, ウコギ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根皮
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日1981/05/22
TMPW No2434

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名刺五加, Ciwujia, Eleutherococci Senticosi Rhizoma (JP18), Acanthopanacis Senticosi Radix et Rhizoma seu Caulis (CP2020), Eleutherococcus Senticosus Rhizome (JP18), Manypricle Acanthopanax (CP2020)
生薬異名エゾウコギ(Ezoukogi
生薬画像
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原植物名Eleutherococcus senticosus Maximowicz (= Acanthopanax senticosus Harms) , エゾウコギ
原植物画像
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原植物科名Araliaceae, ウコギ科
薬用部位根茎(根を伴うこともある)
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用強壮,利水,去湿,鎮痛薬として,リウマチ,神経痛などの腰膝疼痛,脚気,皮膚風湿,水腫,インポテンツ,陰嚢湿痒などの症に応用する.また 「五加皮酒」 の原料としての用途も多い.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類去風湿薬
薬効[性味] 辛、微苦,温.
[帰経] 脾、腎、心経.
[効能] 益気健脾,補腎安神.
[主治] 脾肺気虚,体虚乏力,食欲不振,肺腎両虚,久咳虚喘,腎虚腰膝酸痛,心脾不足,失眠多夢に用いる.
成分情報


薬理作用J.Nat.Med., 65,417(2011).
DNA配列伝統医薬データベース.
適応症リウマチ, 神経衰弱, 脚気, 水腫, インポテンツ, 浮腫
方剤希有処方に配合
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
J.Nat.Med., 65,417(2011).

備考エゾウコギは中国東北地方、ロシアなどの極東アジアに自生し、根茎及び根或いは茎を、中国では「刺五加」、欧米では「シベリア人参」などと称し、強壮薬として繁用する。
近年健康食品としての需要が多い。刺五加を用いて五加皮酒を作ることもある。五加皮と刺五加は主に地下部を用いる生薬であるが、茎(幹)の皮も薬用にする。
更新日2021/09/28