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生薬名

入手時名称狼毒
正式名称狼毒
日本語読みろうどく, Rōdoku
現地読みLangdu
ラテン名Alocasiae Rhizoma
原植物名Alocasia odora C. Koch, クワズイモ
原植物科名Araceae, サトイモ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根茎
産地情報中華人民共和国
入手先情報香港, 大阪税関
入手年月日1966/05/19
TMPW No255

学術情報データベース

一般生薬名広狼毒, Guanglangdu, Alocasiae Rhizoma
生薬画像
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原植物名Alocasia odora C. Koch, クワズイモ
原植物科名Araceae, サトイモ科
薬用部位根茎
臨床応用去痰,鎮痛利水薬として,咳逆気喘,肺結核,痰飲積聚,胸腹脹満などの症状に応用する.また皮膚の疥癬などに外用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類化痰止咳平喘薬
成分情報その他 Others
A. odora (*C1):
蓚酸カルシウム/CaC₂O₄

薬理作用狼毒(基源不明)の水浸剤は大腸菌,変形菌,チフス菌,パラチフス菌,緑膿菌などのグラム陰性菌に対し試験管内で完全に抗菌作用がある.さらに皮膚の真菌類に対しても抑制作用がある.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症痰, 咳, 結核, 疥癬
方剤希有処方に配合
同類生薬白狼毒,紅狼毒
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 135-136.
更新日2022/01/26