資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称サルノコシカケ
正式名称梅寄生
日本語読みばいきせい, Baikisei
現地読みBaikisei
ラテン名Elfvingia
原植物名Elfvingia applanata (Pers.) Karst., コフキサルノコシカケ
原植物科名Polyporaceae, サルノコシカケ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類子実体
入手先情報日本, 長野県, 高木商会
入手年月日1984/10/27
蒐集者高野昭人
TMPW No2659

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
36.6512986
138.18095570000003
入手先情報
日本,長野県
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名梅寄生, Baikisei, Elfvingia
生薬画像
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原植物名Elfvingia applanata (Pers.) Karst.1, Fomes fomentarius Kickx2, Fomitopsis pinicola (Fries) Karst.3, コフキサルノコシカケ1, ツリガネタケ2, ツガサルノコシカケ3
原植物画像
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原植物科名Polyporaceae, サルノコシカケ科
薬用部位子実体
臨床応用中国では,駆瘀血,止血薬として血崩,血淋,脱肛して瀉血するもの,帯下,月経不通に応用する.日本では民間的に熱性病の解熱薬,心臓病,半身不随などに用いられてきたが近年専ら抗腫瘍薬として煎用されている.
医学体系民間療法
伝統医学的薬効分類日本
薬効駆瘀血,止血,肋膜炎,肺炎・感冒などの熱性病の解熱薬
成分情報多糖類 Polysaccharides
E. applanata (*C1):
多糖類

トリテルペノイド Triterpenoids
F. fomentarius (*C1):
Betulin

ステロイド Steroids
E. applanata (*C1):
Ergosta-4,6,8(14),22-tetraen-3-one, Ergosta-7,22-dien-3beta-ol, Ergosta-7,22-dien-3-one, Ergosterol peroxide, (24S)-24-Methyl-5alpha-cholest-7-en-3beta-ol, (24S)-24-methyl-5alph-cholest-7,16-dien-3beta-ol
F. fomentarius (*C1):
Ergosta-7,22-dien-3beta-ol, Ergosta-7,22-dien-3beta-stearate, Ergosta-7,22-dien-3-one

ステロール Sterols
F. pinicola (*C1):
Ergosterol

キノン Quinones
E. applanata (*C1):
Ubiquinone

成分 構造式




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薬理作用抗腫瘍.
DNA配列AF026574, U59069, AF026599, U59071
適応症脱肛下血, 帯下, 月経不順, 癌
方剤通常, 方剤としない
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 244-247.
備考ウメの木に寄生するサルノコシカケ類という意味で,古来珍重されたが,現在市販されているものは,ブナ,カシなどの広葉樹に寄生するコフキサルノコシカケが主である.
更新日2023/10/23