資料館生薬データベース
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36.061089
103.83430299999998
産地情報
中華人民共和国,甘粛省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.6894875
139.69170639999993
入手先情報
日本,東京都
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 秦艽, Qinjiao, Gentianae Macrophyllae Radix (Non-JPS2022, CP2020), Gentiana Macrophylla Root (Non-JPS2022), Largeleaf Gentian Root (CP2020) | ||||||
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生薬異名 | 小秦艽, 大秦艽 | ||||||
原植物名 | Gentiana macrophylla Pallas, Gentiana straminea Maximowicz, Gentiana crassicaulis Duthie ex Burkill, Gentiana dahurica Fischer, Gentiana tibetica King ex Hooker filius, Gentiana dendrologi C. Marquand, Gentiana officinalis Harry Sm., またはそれらの種間雑種 | ||||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Gentianaceae, リンドウ科 | ||||||
薬用部位 | 根 | ||||||
公定書 | 局外(2022), 薬典(2020) | ||||||
臨床応用 | 解熱,鎮痛,利尿薬として,リウマチ,黄疸,熱性下痢.痔瘻などに応用する. | ||||||
医学体系 | 中国医学 | ||||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 去風湿薬 | |||||
薬効 | [性味] 辛、苦,平. [帰経] 胃、肝、胆経. [効能] 清湿熱,止痺痛,退虚熱. [主治] 風湿痺痛,中風半身不遂,筋脈拘攣,骨節酸痛,湿熱黄疸,骨蒸潮熱,小児疳積発熱に用いる. | ||||||
成分情報 | その他のアルカロイド Other alkaloids G. macrophylla (*C1): Gentianine A, Gentianine B, Gentianine C | ||||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 解熱(煎剤,アルコール浸出液).血圧降下(水浸液).抗菌(アルコール浸出液:黄色ブドウ球菌,肺炎菌,インフルエンザ桿菌,皮膚真菌). | ||||||
DNA配列 | AJ010519, AJ011448, L14398, AJ223126, AJ223128 | ||||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | ||||||
適応症 | 関節の腫脹・疼痛, 筋肉のひきつり, 熱感, 消化不良性発熱 | ||||||
方剤 | 黄耆別甲湯, 加味八仙湯, 秦艽別甲湯, 秦艽防風湯 | ||||||
参考文献 | Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 130-132. | ||||||
備考 | Gentiana macrophylla Pall.は(秦艽,四秦艽,西大艽 ,大秦艽,大艽,蘿卜艽,左秦艽,左艽),G. decumbens L.は(小秦艽),G. dahurica Fisch. は(小秦艽,狗秦艽,狗尾艽,山秦艽)と称される. 非正品や偽品の種類が多い.内蒙古産の「大艽」,「黒大艽」はキンポウゲ科の Aconitum unbrosum Komarov 又は A. sibiricum Poir. の根で,正品の秦艽のように根がねじれている.四川省産の「紅秦艽」はシソ科の Salvia przewalskii Maxim. の根. 韓国産秦艽はキンポウゲ科の Aconitum loczyanum Rapaics レイジンソウ亜属の根.かつて日本市場で流通していた和秦艽はキンポウゲ科のオキナグサ Pulsatilla cerunua (Thunb. ex Murray) Bercht. et Opiz. の根で偽品であった. | ||||||
更新日 | 2022/07/29 | ||||||