資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称密ろう
正式名称黄蝋
日本語読みおうろう, Ōrō
現地読みHuangla
ラテン名Cera Flava
英語名Yellow Beeswax
原植物名Apis mellifera L. or Apis indica Radoszkowski, ect., ヨーロッパミツバチ or トウヨウミツバチ, etc
原植物科名Apidae, ミツバチ科
薬用部位分類動物性生薬
細分類昆虫類
入手先情報日本, 大阪府, 新和物産
入手年月日1970/12/23
TMPW No2733

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名黄蝋, Huangla, Cera Flava (JP18) (CP2020), Yellow Beeswax (JP18)
生薬異名蜜蝋, 蜂蜡
生薬画像
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原植物名Apis mellifera L.1, Apis cerana Fabricius2, Apis indica Radoszkowski, etc., ヨーロッパミツバチ1,トウヨウミツバチ2
原植物画像
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原植物科名Apidae, ミツバチ科
薬用部位巣から得た蝋を精製したもの
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用軟膏,硬膏などの製造用基剤に用いる.『神農本草経』には「下痢による血膿を主治し,中を補い,傷をいやし,気を益す」とある.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類外用薬
薬効[性味] 甘,微温.
[帰経] 脾経.
[効能] 斂瘡,生肌,止痛.
[主治] 潰瘍不斂,脛瘡糜爛,外傷破潰,火傷熱傷に外用する.
成分情報脂質 Lipids
(*C1):
Myricyl palmitate, Ceryl palmitate, Lacceryl palmitate, Ceryl-16-hydroxypalmitate

その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
(*C1):
Cerotic acid, Melissic acid, Pentacosane, Heptacosane, Nonacosane, Hentriacontane

薬理作用物理的・機械的な止血作用.
DNA配列AF140508, AF140509, AF140511, AF214666, AF066914, AF250955, L22891
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症出血
方剤希有処方に配合
同類生薬サラシミツロウ
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020) 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)第十四改正日本薬局方解説書, pp D.1113-1115.
備考本品は,軟膏,硬膏などの製造用基材とする.
サラシミツロウ(白蝋):蜜蝋を漂白したもの.
更新日2023/10/18