資料館生薬データベース

※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
生薬名

入手時名称裏白樫
正式名称ウラジロガシ
日本語読みうらじろがし, Urajirogashi
現地読みUrajirogashi
ラテン名Quercus Salicinae Folium
英語名Quercus Salicina Leaf
原植物名Quercus salicina Blume, ウラジロガシ
原植物科名Fagaceae, ブナ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類
入手先情報日本, 東京都, ㈱ウチダ和漢薬
入手年月日2011/11/15
蒐集者伏見裕利
TMPW No27507

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.6894875
139.69170639999993
入手先情報
日本,東京都
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名ウラジロガシ, Urajirogashi, Quercus Salicinae Folium (Non-JPS2022), Quercus Salicina Leaf (Non-JPS2022)
生薬画像
More
※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
原植物名Quercus salicina Blume, ウラジロガシ(時にシラカシ [Q. myrsinaefolia Blume] が混合)
原植物科名Fagaceae, ブナ科
薬用部位葉(しばしば根を伴う)
公定書局外(2022)
臨床応用胆石症及び腎石症に応用される.
医学体系民間療法
成分情報その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
(*C1):
Succinic acid

トリテルペノイド Triterpenoids
(*C1):
Friedelin, Epifriedelanol, Friedelanol, Taraxerol

フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols
(*C1):
Quercetin, Kaempferol, Isoquercitrin

その他の芳香族化合物 Other aromatic compounds
(*C1):
Ellagic acid, 3,3'-di-O-Methylellagic acid, beta-D-Glucogallin, Catechol, Pyrogallol, Gallic acid

成分 構造式



※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
薬理作用結石の形成抑制,溶解作用(水エキス).
DNA配列AB031832, AB031855
適応症胆石, 腎尿管結石
方剤民間薬とされる
参考文献Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022.
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 97-98.
備考日本の民間薬.薬用の起源は極めて新しい.1925年頃,徳島県勝浦町で,同地方の「シラカシ」と称する植物(ウラジロガシ)の葉の煎剤を服用したところ,胆のう結石に著効があったと報告された.1958年以降,ウラジロガシに生体内結石溶解または結石形成抑制作用があることが実験的に証明された.
更新日2022/07/19