資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称九香虫
正式名称九香虫
日本語読みきゅうこうちゅう, Kyūkōchū
現地読みJiuxiangchong
ラテン名Aspongopus (CP)
英語名Stink-bug (CP)
原植物名Aspongopus chinensis Dallas, ツマキクロカメムシ
原植物科名Pentatomidae, カメムシ科
薬用部位分類動物性生薬
細分類昆虫類
産地情報中華人民共和国, 四川省
入手先情報大韓民国(韓国), ソウル, 平和漢医院
入手年月日1976/11/01
TMPW No2752

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
30.572815
104.06680099999994
産地情報
中華人民共和国,四川省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
37.566535
126.97796919999996
入手先情報
大韓民国(韓国),ソウル
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名九香虫, Jiuxiangchong, Aspongopus (CP2020), Stink-bug (CP2020)
生薬画像
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原植物名Aspongopus chinensis Dallas, ツマキクロカメムシ
原植物科名Pentatomidae, カメムシ科
薬用部位全乾燥虫体
選品体は乾燥しているが,油性があり,虫に食われていないものを佳品とする(C1).
公定書薬典(2020)
臨床応用胸腹痞満,胃痛,脾臓や腎臓の機能障害および陰痿に応用する.陰虚陽亢の者は,服用を慎むべきである.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類理気薬
薬効[性味] 鹹,温.
[帰経] 肝、脾、腎経.
[効能] 理気止痛,温中助陽.
[主治] 寒脹痛,肝胃気痛,腎虚陽痿,腰膝酸痛に用いる.
成分情報脂肪酸 Fatty acids
A. chinensis (*C1):
ステアリン酸/stearic acid,パルミチン酸/Palmitic acid,オレイン酸/oleic acid

その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
A. chinensis (*C1):
trans-2-Decenal, Octenal, Hexanal

薬理作用未詳.
適応症胃痛, 腰痛, 胸脇が張って痛む, しびれ, 性機能減退
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 353-354.
備考東北諸省に産するものは アオクサカメムシ Nezara antennata Scott の乾燥虫体である.
更新日2021/09/28