資料館生薬データベース
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学術情報データベース
一般生薬名 | 蜈蚣, Wugong, Scolopendra (CP2020), Centipede (CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Scolopendra morsitans L.1, Scolopendra subspinipes multidens L. Koch2, タイワンオオムカデ1, アカズムカデ2 | |||||
原植物科名 | Scolopendridae, オオムカデ科 | |||||
薬用部位 | 乾燥虫体 | |||||
選品 | 体が長く,よく乾燥し,頭が赤く,背面は黒緑色,腹部が黄色で歩脚は脱落せず,乾いていても靭性に富み,折れ難いものが良品(C1). | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 去風,鎮痛薬として,驚癇,抽搐,破傷風,関節炎,瘰癧,禿瘡,瘡瘍腫毒に用いる外,解毒薬として毒蛇の咬傷に応用する。 | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 平肝熄風薬 | ||||
薬効 | [性味] 辛,温;有毒. [帰経] 肝経. [効能] 息風鎮痙,通絡止痛,功毒散結. [主治] 肝風内動,痙攣抽搐,小児驚風,中風口喎,半身不遂,破傷風,風湿頑痺,偏正頭痛,瘡瘍,瘰癧,蛇虫咬傷に用いる. | |||||
成分情報 | 脂肪酸関連化合物 Fatty acids related compounds Scolopendra subspinipes japonica (*C1): 蟻酸,脂肪油 / formic acids, fat oil アミノ酸 Amino acids Scolopendra subspinipes japonica (*C1): Tyrosine, Leucine その他 Others Scolopendra subspinipes japonica (*C1): ヒスタミン様物質,溶血蛋白質 / histamine-like substances, hemolytic protein | |||||
薬理作用 | 結核桿菌抑制作用.新陳代謝促進作用.筋肉痙攣拮抗作用.皮膚真菌抑制作用(水浸液). | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | |||||
適応症 | 破傷風, 関節炎, 禿瘡, 毒蛇咬傷, 半身不随 | |||||
方剤 | 希有処方に配合 | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 326-328. | |||||
更新日 | 2022/01/31 | |||||