資料館生薬データベース
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生薬名 | 入手時名称 | 阿仙薬 |
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正式名称 | 阿仙薬 | |
日本語読み | あせんやく, Asen'yaku | |
ラテン名 | Gambir (JP) | |
英語名 | Gambir (JP) | |
原植物名 | Uncaria gambir Roxb. | |
原植物科名 | Rubiaceae, アカネ科 | |
薬用部位 | 分類 | 植物性生薬 | 細分類 | 枝+葉 |
産地情報 | マレーシア | |
入手先情報 | 日本, 大阪府, 新和物産 | |
入手年月日 | 1970/12/25 | |
TMPW No | 2841 |
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産地情報
マレーシア
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 阿仙薬, Asen'yaku, Gambir (JP18), Gambir (JP18) | |||
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生薬異名 | 兒茶 (Ercha) | |||
生薬画像 |
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原植物名 | Uncaria gambir Roxburgh | |||
原植物科名 | Rubiaceae, アカネ科 | |||
薬用部位 | 葉および若枝 | |||
選品 | 褐色~黒褐色で砕きやすいものが良く,薬用には2~2.5cm角のサイコロ状に切ったものを使用する (TN). | |||
公定書 | 日局18 | |||
臨床応用 | 収斂止瀉薬.口腔清涼剤の原料とする.薬用以外に褐色染料,皮なめし用とする. | |||
医学体系 | 中国医学 | |||
成分情報 | フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols (*C1): Quercetin タンニン Tannins (*C1): Catechutannic acid, Gambirfluorescein, Gambirtannine, Dihydrogambirotannine, Oxogambirtannine, Gambirene 縮合型タンニンと関連化合物 Condensed tannins and related compounds (*C1): d-Catechin, l-Catechin, d-Epicatechin, Gambiriin (*C2): Gambiriin A1, Gambiriin A2, Gambiriin A3, Gambiriin B1, Gambiriin B2, Gambiriin B3 アルカロイド Alkaloids (*C1): Uncarine A, Uncarine B その他 Others (*C1): 樹脂類/resinous type, 粘液/mucilage | |||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 小腸の蠕動運動抑制.収斂作用(タンニン).血管収縮作用(quercetin). | |||
適応症 | 皮膚化膿症, 口内炎, 歯齦びらん, 外傷出血, 出血 | |||
方剤 | 響声破笛丸 | |||
広恵済急方(日本古典) Tips! | 2. 卒暴諸証: 突然発症する病 └ 2-1. 吐血: 人忽(たちまち)血を吐(はく)なり 此証一様ならず故に七ケ條に分たり └ 実熱吐血: 吐血口渇て水を飲事好み、或は咽痛、燥煩(もがきさわぎ)、大便かたく、或は閉て通ぜず、小便の色赤くして熱く、或は頭痛する者は実熱吐血とするなり 辣茄(とうがらし)などの類、辛熱の物を多く食い吐血する 【用法】紅棗核(なつめのたね)ともにむし焼に黒く焼、阿煎薬煆過(やきすご)し、米飯(めしのとりゆ)にて服す <中巻6丁> 2. 卒暴諸証: 突然発症する病 └ 2-21. 脱肛不収: 脱肛 【用法】阿煎薬(唐を用ゆべし和名「さるぼう」というものなり)、蜜に和(まぜ)塗べし <中巻52丁> | |||
関連情報 | 新訂和漢薬 | |||
同類生薬 | ぺグ阿仙薬(「備考」参照) | |||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 216-218. C2) 生薬学概論, p 242. L1) 官準 広恵済急方 L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2) L3) 新訂 和漢薬 | |||
備考 | ペグ阿仙薬 (Pegucatechu):マメ科/Leguminosae の Acacia catechu Willd.(インド,熱帯アジア産)および シナノキ科/Tiliaceae の Pentace burmanica Kunz.(タイ,ミャンマー,ラオス産)の樹皮および材の水製エキス. | |||
更新日 | 2023/10/11 | |||