民族薬物データベース

資料館生薬データベース

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生薬名	入手時名称	炒亀板
	正式名称	亀板
	日本語読み	きばん, Kiban
	現地読み	Kupan
	ラテン名	Testudinis Carapax et Plastrum (CP), Testudinis Plastrum
	英語名	Tortoise Carapace and Plastron (CP), Tortoise Plastron
	別名	亀甲
原植物名		Chinemys (Geoclemys) reevesii Gray, クサガメ
原植物科名		Testudinidae, イシガメ科
薬用部位	分類	動物性生薬
薬用部位	細分類	爬虫類
入手先情報		大韓民国（韓国）, ソウル, 平和漢医院
入手年月日		1976/11/01
TMPW No		2897

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産地情報

https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png

37.566535

126.97796919999996

入手先情報

大韓民国（韓国）,ソウル

https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名

亀板, Guiban, Testudinis Carapax et Plastrum (CP2020), Tortoise Carapace and Plastron (CP2020)

生薬異名

亀甲

生薬画像

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原植物名

Chinemys (Geoclemys) reevesii Gray, クサガメ

原植物科名

Testudinidae, イシガメ科

薬用部位

背甲及び腹甲

公定書

薬典(2020)

臨床応用

補腎，止咳，止血薬として，肺結核の慢性の消耗熱，咳嗽，脚腰の痛み，慢性下痢，子宮出血，吐血，血尿などに応用する．また，解熱，強壮の効果もある．

医学体系

中国医学

伝統医学的薬効

分類

補陰薬

薬効

[性味] 鹹、甘，微寒．
[帰経] 肝、腎、心経．
[効能] 滋陰潜陽，益腎強骨，養血補心，固経止崩．
[主治] 陰虚潮熱，骨蒸盗汗，頭暈目眩，虚風内動，筋骨痿軟，心虚健忘，崩漏経多に用いる．

成分情報

脂質 Lipids
(*C1):
脂肪/fat

その他 Others
(*C1):
膠質/gluey, カルシウム塩/Calcium salts

薬理作用

解熱鎮静作用

DNA配列

AF043387, U81336

証類本草（中国古典）

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適応症

盗汗, 精液漏れ, 頭のふらつき, めまい, 頭痛, 焦躁, 筋肉のひきつり, 痙攣, 腰や膝がだるく無力, 不正性器出血, 月経過多, 驚きやすい, 動悸, 不眠, 健忘

方剤

亀板湯, 四物湯加亀板石決明

広恵済急方（日本古典）　

Tips！

3. 外傷の類: 怪我や蟲獣（むし、けだもの）に咬まれる等の外傷
└ 3-9. 人咬傷 (ひとかみやぶらるる): 人に咬まれる
【疾患注釈】おおよそ人に咬まれたるも、亦大に害をなすものなり、病人は殊に害甚だし、若し咬傷（かみやぶら）れなば、速（すみやか）に薬理すべし　
【用法】龜の甲を焼て灰となし、香油（ごまのあぶら）に匂（まぜ）て付けてよし、龜の代に鼈の甲もよし　＜中巻73丁＞