資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称紫貝歯
正式名称紫貝歯
日本語読みしばいし, Shibaishi
現地読みZibeichi
ラテン名Cypraeae Concha
原植物名Erosaria (Ravitrona) caputserpentis reticulum Gmelin, ハナマルユキ
原植物科名Cypraeidae, タカラガイ科
薬用部位分類動物性生薬
細分類貝類
入手先情報香港
TMPW No2941

学術情報データベース

一般生薬名紫貝歯, Zibeichi, Cypraeae Concha
生薬異名紫貝, 貝歯, 貝子
生薬画像
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原植物名Erosaria caputserpentis reticulum Gmerlin1, Cypraea lynx L., Mauritia arabica L., Erosaria helvola L.2, ハナマルユキ1, カモンダカラ2
原植物科名Cypraeidae, タカラガイ科
薬用部位貝殻
臨床応用抗炎症薬として白内障,充血など眼科疾患に主として内服するほか,鎮痙,精神安定薬として,小児の高熱によるひきつけに応用する.また,頭痛,めまい,発疹の治療薬とする.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類平肝熄風薬
成分情報その他 Others
(*C1):
炭酸カルシウム/ calcium carbonate

薬理作用未詳.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症白内障, 目の充血, 痙攣, 不安感, 発熱, 頭痛, めまい, 発疹
方剤希有処方に配合
同類生薬白貝歯
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 309-310.
備考紫貝歯の近縁種として,ホシダカラ Cypraea tigris L.,キッコウダカラ Mauritia maculifera Schilder,ヤクシマダカラ (日本の型) Mauritia arabica asiatica Schilder などの貝殻があり,いずれも南海地方に産する.その他,マクラガイ科/Olividaeの マクラガイ Oliva mustelina Lamarck, サツマビナ Oliva (Neocylindrus) annulata amethystina Roding なども商品とされる.
更新日2021/01/19