資料館生薬データベース
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34.746611
113.62532799999997
産地情報
中華人民共和国,河南省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
36.3418112
140.4467935
入手先情報
日本,茨城県
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 辛夷, Xinyi, Magnoliae Flos (JP18, CP2020), Magnolia Flower (JP18), Biond Magnolia Flower (CP2020) | ||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Magnolia biondii Pampanini, Magnolia heptapeta Dandy1 (Magnolia denudata Desrousseaux), Magnolia sprengeri Pampanini, Magnolia salicifolia Maximowicz2 or Magnolia kobus De Candolle3, ハクモクレン1, タムシバ2, コブシ3 | ||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Magnoliaceae, モクレン科 | ||||
薬用部位 | 花蕾 | ||||
選品 | よく肥大して内部が充実し,潤いのあるものが良品(TN). | ||||
公定書 | 日局18, 薬典(2020) | ||||
臨床応用 | 鎮静,鎮痛薬として鼻炎,蓄膿症に応用する. | ||||
医学体系 | 中国医学 | ||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 辛温解表薬 | |||
薬効 | [性味] 辛,温. [帰経] 肺、胃経. [効能] 散風寒,通鼻竅. [主治] 風寒頭痛,鼻塞流涕,鼻鼽,鼻渊に用いる. | ||||
成分情報 | モノテルペノイド Monoterpenoids (*C1): 1,8-Cineol, alpha-Pinene, Citral M. salicifolia (九州産 / products of Kyusyu district, Japan) (*C1): Camphor, Limonene M. salicifolia (関東,奥羽中南部,奥羽西部,秋田,新潟地方産 / products of Kanto, West Ohshu, South-Central Ohshu, Akita, Niigata district, Japan) (*C1): Camphor フェニルプロパノイド Phenylpropanoids (*C1): Asarone, Euasarone, Asarylaldehyde, Methylchavicol, Eugenol M. salicifolia (関東,奥羽中南部産 / products of Kanto, South-Central Ohshu district, Japan) (*C1): Safrole M. salicifolia (奥羽西部,秋田,新潟地方産 / products of West Ohshu, Akita, Niigata district, Japan) (*C1): Methyleugenol リグナンとネオリグナン Lignans & Neolignans (*C1): Magnosalin M. salicifolia (*C2,C3,C4): Magnosalin, Magnoshinin アルカロイド Alkaloids (*C1): d-Coclaurine, l-N-Methylcoclaurine, d-Reticuline, Yuzirine | ||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 抗菌(病原性皮膚癬菌).抗アレルギー. | ||||
DNA配列 | AB021009, L12656; 伝統医薬データベース. | ||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | ||||
適応症 | 頭痛, 鼻閉, 鼻汁, 副鼻腔炎 | ||||
方剤 | 葛根湯加辛夷川芎湯, 辛夷散, 辛夷清肺湯 | ||||
同類生薬 | 厚朴花 | ||||
参考文献 | (JP18): 第18改正日本薬局方. (CP2020): 中華人民共和国薬典 (2020年版). C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 125-127. C2)Chem.Pharm.Bull.,31,1112(1983). C3)Planta Med.,46,291(1985). C4)Tetrahedron Lett.,28,2857(1987). | ||||
備考 | 中国産はモクレン科 Magnolia biondii Pamp.,モクレン M. liliflora Desr.,ハクモクレン M. denudata Desr. などの花蕾を乾燥したものであり,日本に輸入されている辛夷は M. biondii を基源とするものがほとんどである. 日本産はタムシバ M. salicifolia の花蕾を乾燥したものであるが,中国産のものに比べ柔毛が少なく,潤いに欠け品質は劣る.従来和産辛夷は コブシ M. kobus DC. であるとされてきたが,現在市場には見られない. | ||||
更新日 | 2022/07/29 | ||||