資料館生薬データベース
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生薬名 | 入手時名称 | 営実 |
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正式名称 | 営実 | |
日本語読み | えいじつ, Eijitsu | |
現地読み | Youngsil | |
ラテン名 | Rosae Fructus (JP) | |
英語名 | Rose Fruit (JP) | |
原植物名 | Rosa multiflora Thunb., ノイバラ | |
原植物科名 | Rosaceae, バラ科 | |
薬用部位 | 分類 | 植物性生薬 | 細分類 | 果実 |
産地情報 | 大韓民国(韓国) | |
入手年月日 | 1980/01/00 | |
TMPW No | 3058 |
学術情報データベース
一般生薬名 | 営実, Yingshi, Rosae Fructus (JP18), Rose Fruit (JP18) | |||||
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生薬異名 | 営実子, 栄実 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Rosa multiflora Thunberg , 他 (*B1), ノイバラまたはその近縁植物 | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Rosaceae, バラ科 | |||||
薬用部位 | 偽果または果実 | |||||
選品 | 偽果は球形で,乾燥状態の良く,外面は赤色~暗かっ色を呈し,小粒で無臭であるものが良品(TN). | |||||
公定書 | 日局18 | |||||
臨床応用 | 瀉下,利尿薬として,便秘,水腫,瘡毒などに応用する. | |||||
医学体系 | 民間療法 | |||||
伝統医学的薬効 | 薬効 | 偽果または果実 | ||||
成分情報 | カロテノイド Carotenoids (*C1): Lycopin フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols (*C1): Multiflorin A, Multiflorin B, Afzelin, Multinoside A, Multinoside B, Quercitrin その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives (*C1): Methyl gallate | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 瀉下作用(フラボノイド配糖体,multiflorin A).末梢血管拡張.大量で運動障害,呼吸麻痺をおこす.要注意. | |||||
DNA配列 | AB011991, AB019498, AB038451 | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 便秘, 水腫, 皮膚疾患 | |||||
方剤 | 家庭薬製剤に配合 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 266-267. B1)生薬, 42, 284-290(1988). | |||||
備考 | 一日量2~5gを煎剤とするが,量を越すと暴瀉する危険がある.中国ではほとんど用いない.ノイバラの近縁植物には テリハノイバラ Rosa wichuraiana Crepin, フジイバラ R. luciae Franch. et Roschebr. fujisanensis (Makino) Makino などがある.近年,中国産及び北鮮産営実として大型の果実が出回った.このものは,ヤマハマナス R. davurica Pallas の偽果である.瀉下作用は期待できず,解毒薬として悪瘡や打撲症などに用いられる. | |||||
更新日 | 2022/01/20 | |||||