資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称百合
正式名称百合
日本語読みびゃくごう, Byakugō
現地読みBaihe
ラテン名Lilii Bulbus (JP), (CP)
英語名Lilium Bulb (JP), Lily Bulb (CP)
原植物名Lilium lancifolium Thunb.1, Lilium brownii F. E. Brown var. viridulum Baker2, Lilium pumilum Delile3, オニユリ1,ハカタユリの類2,イトハユリ3,または同属植物
原植物科名Liliaceae, ユリ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類鱗茎(球茎)
入手先情報中華人民共和国, 雲南省昆明, 正義中葯店
入手年月日1985/11/11
TMPW No3091

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
24.880095
102.83289100000002
入手先情報
中華人民共和国,雲南省昆明
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名百合, Baihe, Lilii Bulbus (JP18), (CP2020), Lilium Bulb (JP18), Lily Bulb (CP2020)
生薬画像
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原植物名Lilium lancifolium Thunberg1, Lilium brownii F.E. Brown var. colchesteri Wilson2, Lilium brownii F.E. Brown or Lilium pumilum De Candolle, オニユリ1, ハカタユリ2
原植物画像
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原植物科名Liliaceae, ユリ科
薬用部位りん片葉
選品湖南省産が品質最高.
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用滋養,強壮,消炎,鎮咳,止渇,鎮静薬として陰虚症の発熱,咳嗽,吐血,不眠,多夢などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類補陰薬
薬効[性味] 甘,寒.
[帰経] 心,肺経.
[効能] 養陰潤肺,清心安神.
[主治] 陰虚燥咳,労嗽咳血,虚煩惊悸,失眠多夢,精神恍惚に応用する.
成分情報脂質 Lipids
(*C1):
脂肪
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
脂質(0.1g)

糖質 Sugar
(*C1):
澱粉
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
糖質(27.2g), 繊維(0.7g)

ペプチド Peptide
(*C1):
たんぱく質
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
たんぱく質(3.7g)

プテリジン誘導体 Pteridine derivatives
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin B2(0.07mg)

簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin B1(0.08mg)

その他 Others
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
水分(67.0g), 灰分(1.3g), Ca(10mg), P(70mg). Fe(1.0mg), Na(1mg), K(730mg)

薬理作用未詳
DNA配列AB035282, AF088199; 伝統医薬データベース.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症咳嗽, 乾咳, 痰に血が混ざる, 吐血, 焦躁, 動悸, 不眠, 多夢
方剤四陰煎, 辛夷清肺湯, 百合固金湯
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 68-70.
C2) 四訂 食品成分表 2000(女子栄養大学出版部), pp 242-243.
備考日本で食用にされる「ユリ根」はオニユリ Lilium lancifolium Thunb.の鱗茎である.その他,ササユリ Lilium japonicum Thunb. ex Houtt. なども食用にされる.
更新日2024/02/06