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生薬名

入手時名称石南藤
正式名称石南藤
日本語読みせきなんとう, Sekinantō
現地読みShinanteng
ラテン名Piperis Wallichii Caulis
原植物名Piper wallichii (Miq.) Hand.-Mazz. var. hupehense (C. DC.) Hand.-Mazz., ナントウゴショウ
原植物科名Piperaceae, コショウ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類茎+葉
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1974/12/25
TMPW No3121

学術情報データベース

一般生薬名石南藤, Shinanteng, Piperis Wallichii Caulis
生薬画像
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原植物名Piper wallichii (Miquel) Handel-Mazzetti var. hupehense (C. DC.) Handel-Mazzetti, ナントウゴショウ
原植物科名Piperaceae, コショウ科
薬用部位葉をつけた茎枝
臨床応用鎮痛,強壮薬として,手術後の疼痛,リウマチ,関節炎,腰痛などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類去風湿薬
成分情報その他 Others
(*C1):
アルカロイド,タンニンなどを含むという報告があるが詳細は不明.
/ Alkaloids and tannin are reported to be contained, but details are unspecified.

薬理作用未詳.臨床的に鎮痛作用があり,手術後の疼痛,骨折などの痛み,胃腸,肝胆部の痛み,慢性腰痛,関節炎などに有効で,118例の患者に対し有効率92%であった.
DNA配列 
適応症リウマチ, 関節炎, 腰痛
方剤通常, 方剤としない
同類生薬海風藤
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 164-165.
備考同属の Piper hancei Maxim., Piper puberulum (Benth.) Maxim. および フウトウカズラ Piper kadsura (Chois.) Ohwi = Piper futokadsura Sieb. 等の多種の茎枝が「石南藤」として用いられる.湖北,陜西,甘粛,河南,吉林,江西省などで用いる「石南藤」は,キョウチクトウ科/Apocynaceae の Trachelospermum jasminoides (Lindl.) Lemaire の帯葉枝であり,浙江,江蘇,安徽,河北省などでは,バラ科/Rosaceae の オオカナメモチ Photinia serrulata Lindl. の茎,葉が用いられる.
更新日2023/10/02