資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.8714354
128.601445
入手先情報
大韓民国(韓国),大邱
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 木賊, Muzei, Equiseti Hiemalis Herba (CP2020), Equiseti Herba, Common Scouring Rush Herb (CP2020) | ||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Equisetum hyemale Linn., トクサ | ||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Equisetaceae, トクサ科 | ||||
薬用部位 | 全草 | ||||
公定書 | 薬典(2020) | ||||
臨床応用 | 収斂,利尿,発汗,眼科薬として,腸出血,痔出血,婦人崩漏,淋疾,諸眼疾に応用する. | ||||
医学体系 | 中国医学 | ||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 辛涼解表薬 | |||
薬効 | [性味] 甘、苦,平. [帰経] 肺、肝経. [効能] 疏散風熱,明目退翳. [主治] 風熱目赤,迎風流泪,目生云翳に用いる. | ||||
成分情報 | フラボノイド Flavonoids E. arvense (*C1): Equisetroside (Kaempferoldiglucoside) 含硫化合物 Sulfur containing compounds E. hyemale (*C1): Dimethylsulfon その他 Others E. hyemale (*C1): 二酸化硅素 / silicon dioxide | ||||
薬理作用 | E. hyemale, E. arvense は胃,舌,肝臓癌に有効であるとのスクリーニングの結果が報告されている.また E. hyemale には食欲増進作用,利尿作用がある. | ||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | ||||
適応症 | 小便不利, 痔出血, 淋疾 | ||||
方剤 | 希有処方に配合 | ||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 9-10. | ||||
備考 | 中国では一部の地区で Equisetum ramosissimum Desf. の全草を「木賊」,「節節草」と称する.スギナ E. arvense L. は,古く『本草拾遺』に「問荊」の名で「結気,瘤痛,上気,気急に煮汁を服す.一名「接続草」という」として収載されている.台湾ではタイワンイヌドクサ E. debile Roxb. の全草および E. debile と E. hyemale の混合品を「接骨草」(別名:接骨筒,木賊草,節節草)と称し,民間的に眼疾患,貧血症,淋疾に煎服している.ヨーロッパにおいても E. hyemale は遺尿症の治療に用いられ, E. arvense は水腫,泌尿器疾患に利尿薬として,また,止血,喀血,痛風などに応用されている. | ||||
更新日 | 2022/02/04 | ||||