資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称透骨草
正式名称透骨草
日本語読みとうこつそう, Tōkotsusō
現地読みTougucao
ラテン名Tougucao Herba
原植物名Speranskia tuberculata (Bunge) Baillon, ダイダイグサ
原植物科名Euphorbiaceae, トウダイグサ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類全草
入手先情報中華人民共和国, 江蘇省南京, 南京中医学院付属
入手年月日1980/06/07
TMPW No3491

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
32.060255
118.796877
入手先情報
中華人民共和国,江蘇省南京
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名透骨草, Tougucao, Tougucao Herba
生薬画像
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原植物名Speranskia tuberculata (Bunge) Baillon, ダイダイグサ
原植物科名Euphorbiaceae, トウダイグサ科
薬用部位全草
臨床応用鎮痛,消炎,通経薬として,リウマチの痛み,打撲傷,婦人の経閉,癰腫等に応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類去風湿薬
成分情報植物ホルモン類 Plant hormones
I. balsamina (*C1):
嫩芽/ plumule: Indole-3-acetonitrile

フラボノイド Flavonoids
I. balsamina (*C1):
茎/ stem: Kaempferol-3-glucoside,Quercetin-3-glucoside, Pelargonidin-3-glucoside, Cyanidin-3-glucoside
葉/ leaf: Kaempferol, Kaempferol-3-arabinoside

ナフタレン系化合物 Naphthalenes
I. balsamina (*C1):
葉/ laef: 1,2,4-Trihydroxynaphthalene-4-glucoside

薬理作用不明.
適応症リウマチ, 打撲
方剤希有処方に配合
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 74-76.
備考透骨草の基源植物には12種が知られており,このうち一般的なものはトウダイグサ科/Euphorbiaceaeの ダイダイグサ Speranskia tuberculata (Bunge) Baillon (珍珠透骨草)の全草を乾燥したもの.ツリフネソウ科/Balsaminaceaeの ホウセンカ Impatiens balsamina L. (鳳仙透骨草)の茎,ハエドクソウ科/Phrymaceaeの ハエドクソウ Phryma leptostachya L. subsp. asiatica (Hara) Kitamura の全草である.現在香港市場の「透骨草」は カキドオシ Glechoma hederacea L. subsp. grandis Hara である.
更新日2022/02/21