資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称柿蒂
正式名称柿蔕
日本語読みしてい, Shitei
現地読みShidi
ラテン名Kaki Calyx (Non-JPS, CP)
英語名Persimmon Calyx (Non-JPS, CP)
薬用部位分類植物性生薬
細分類
産地情報中華人民共和国, 河北省
入手先情報日本(ToS), 大阪府, ㈱栃本天海堂(試供品)
入手年月日2019/02/04
蒐集者小松かつ子
TMPW No29977

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
38.042805
114.51489300000003
産地情報
中華人民共和国,河北省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937249
135.5022535
入手先情報
日本(ToS),大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名柿蒂, Shidi, Kaki Calyx (Non-JPS2022, CP2020), Persimmon Calyx (Non-JPS2022, CP2020)
生薬画像
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原植物名Diospyros kaki Thunberg, カキノキ
原植物画像
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原植物科名Ebenaceae, カキノキ科
薬用部位成熟果実に宿存した萼(がく)
公定書局外(2022), 薬典(2020)
臨床応用シャックリ止めの要薬.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類理気薬
薬効[性味] 苦、渋,平.
[帰経] 胃経.
[効能] 降逆下気.
[主治] しゃっくりに用いる.
成分情報単糖類 Monosaccharides
柿蒂,柿葉/Kaki Calyx, Kaki Folium(*C1):
ブドウ糖,果糖/glucose, fructose

トリテルペノイド Triterpenoids
柿蒂,柿葉/Kaki Calyx, Kaki Folium(*C1):
Ursolic acid, Betulinic acid, Oleanolic acid, Triterpenic acid

ナフトキノン Naphthoquinones
根/Kaki Radix(*C1):
Plumbagin, 3-Methoxy-7-methyljuglone, 7-Methyljuglone, Shinanolone, Diospyrin, Mamegakinone, Isodiospyrin, Neodiospyrin

成分 構造式




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薬理作用血圧降下(柿渋)
DNA配列U43295, L12613, AF174622
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症しゃっくり
方剤加減小柴胡湯, 柿蔕湯, 丁香柿蔕湯
同類生薬柿霜,柿渋,柿葉.
参考文献Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 288-289.
備考- 柿霜 Kaki Saccharum(果実の表面に生じた白い粉でmannitからなる):鎮咳,去痰薬として,咽喉痛,咳嗽,乾咽などに民間的に用いられる.
- 柿漆(柿渋) Kaki Siccatus Succus (未熟果実を圧搾して得た果汁を乾燥したもので,タンニン様物質 shibuolを含む):民間的に高血圧治療に用いられる.
- 柿葉 Kaki Folium:民間的に高血圧症に応用される.
更新日2022/07/20