資料館生薬データベース
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31.820591
117.22721899999999
産地情報
中華人民共和国,安徽省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937249
135.5022535
入手先情報
日本(ToS),大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 菖蒲, Changpu, Acori Calami Rhizoma (CP2020), Tibet Sweetflag Rhizome (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 菖蒲根,水菖蒲,蔵菖蒲 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Acorus calamus Linn. (= Acorus calamus Linn. var. asiaticus Pers.), ショウブ | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Araceae, サトイモ科 | |||||
薬用部位 | 根茎 | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 芳香性健胃薬(悪心,嘔吐を催すので余り用いない).民間的に根茎及び葉を浴湯料とする. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 開竅薬 | ||||
薬効 | [性味] 苦、辛,温、燥、鋭. [効能] 温胃,消炎,止痛. [主治] 補胃陽,消化不良,食物積滞,白喉,炭疽等に用いる. | |||||
成分情報 | 脂肪酸 Fatty acids A. calamus (*C1): n-Heptylic acid セスキテルペノイド Sesquiterpenoids A. calamus (*C1): Calameone, Isocalamendiol, Acorone, Acoronene フェニルプロパノイド Phenylpropanoids A. calamus (*C1): Methyleugenol, Eugenol, beta-Asarone, gamma-Asarone, その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives A. calamus (*C1): Asarylaldehyde | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 抗菌(皮膚真菌),鎮静作用(asarone) | |||||
DNA配列 | AF209786, AB040154, D28865, L24078 | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | |||||
適応症 | 食欲不振, 腹満, 腹痛, 下痢 | |||||
方剤 | 民間薬とされる | |||||
同類生薬 | 石菖蒲,石菖根,Vacha(アーユルヴェーダ),Shu-dag (チベット医学) | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 145-146. | |||||
備考 | ショウブは端午の節句にヨモギとともに束ねて軒端にかけたり,風呂に入れて葉湯にするなど,平安のころから利用されてきた. 日本,中国,インドを含むユーラシア大陸からマレーシア熱帯地域,北アメリカまで広く分布し,各地で薬用に供される. インドのアーユルヴェーダでは Vacha と称して,腹痛,嘔吐,記憶力低下,知能障害,気管支炎,鼻性頭痛,精神病などに応用される. 本種は産地によって精油成分組成が大きく異なり(植物の染色体数の分化による),インド産は asarone を主成分にする. 肝障害や悪性腫瘍を生じるとして規制している国や禁止している国がある. | |||||
更新日 | 2022/10/13 | |||||