資料館生薬データベース
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38.042805
114.51489300000003
産地情報
中華人民共和国,河北省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937249
135.5022535
入手先情報
日本(ToS),大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 青蒿, Qinghao, Artemisiae Annuae Herba (CP2020), Sweet Wormwood Herb (CP2020) | |
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原植物名 | Artemisia annua Linn., クソニンジン | |
原植物科名 | Compositae, キク科 | |
薬用部位 | 帯果あるいは帯花枝葉 | |
公定書 | 薬典(2020) | |
臨床応用 | 抗マラリア,解熱薬として結核の熱,慢性の間歇熱,産褥熱,黄疸,各種神経性熱病などの慢性熱病に対し応用する. | |
医学体系 | 中国医学 | |
伝統医学的薬効 | 分類 | 清虚熱薬 |
薬効 | [性味] 苦、辛,寒. [帰経] 肝、胆経. [効能] 清虚熱,除骨蒸,解暑熱,截瘧,退黄. [主治] 温邪傷陰,夜熱早凉,陰虚発熱,骨蒸労熱,暑邪発熱,瘧疾寒熱,湿熱黄疸に用いる. | |
成分情報 | モノテルペノイド Monoterpenoids A. annua (*C1): 1,8-Cineole, Artemisia alcohol, Artemisia ketone, Isoartemisia ketone, d-alpha-Cadinene セスキテルペノイド Sesquiterpenoids A. annua (*C1): alpha-Caryophyllene, beta-Caryophyllene, gamma-Caryophyllene, Caryophyllene oxide, Arteannuin B フラボノイド Flavonoids A. capillaris (*C2): 5,2',4'-Trihydroxy-6,7,5'-trimethoxyflavone その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives A. annua (*C1): Cuminal | |
成分 構造式 |
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薬理作用 | 抗マラリア,抗菌(皮膚真菌)作用 | |
DNA配列 | AF045383, AF079935, AF114155 | |
適応症 | 盗汗, 発熱, 悪寒, 咳嗽, 口渇, 頭痛, 悪心, 下痢, 夏季熱, マラリア, 腎盂炎, 往来寒熱, 紫斑, 鼻出血, 蕁麻疹, 掻痒 | |
方剤 | 秦艽別甲湯 | |
広恵済急方(日本古典) Tips! | 3. 外傷の類: 怪我や蟲獣(むし、けだもの)に咬まれる等の外傷 └ 3-1. 金瘡: 刀や脇差等による切り傷の類 └ 刀割、斧、夾剪、鑓箭一切諸傷癜: (注釈参照) 【疾患注釈】刀にてきり、斧にてきり、夾剪にてきり、鑓やいっさいもろもろのきず 【用法】青蒿、生にて揉傳(もみつけ)てよし、血を止(とどむ) <中巻57丁> 3. 外傷の類: 怪我や蟲獣(むし、けだもの)に咬まれる等の外傷 └ 3-10. 諸蟲咬傷: 諸々の虫に刺される/咬まれる └ 蜂蠍螫傷: 蜂やサソリに螫傷(さしやぶら)れる 【用法】青蒿の葉を揉みて、螫(さし)たる處に貼(つけ)べし <中巻76丁> | |
広恵済急方の植物画像 |
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関連情報 | 新訂和漢薬 | |
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 37-38. C2) Phytochemistry,22,1057(1983). L1) 官準 広恵済急方. L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2) pp. 492, 558. L3) 新訂 和漢薬. | |
備考 | 中国北方地区では カワラヨモギ Artemisia capillaris Thunb. を青蒿と称して用いる.江蘇,四川,上海で用いる青蒿は A. annua の外にオトコヨモギ A. japonica Thunb. および A. eriopda Bungeで,雲南では A. parviflora Roxb. を用いる. | |
更新日 | 2023/10/18 | |