資料館生薬データベース
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29.031654
111.69878399999993
産地情報
中華人民共和国,湖南省常徳
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937249
135.5022535
入手先情報
日本(ToS),大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 烏薬, Wuyao, Linderae Radix (JP18, CP2020), Lindera Root (JP18), Combined Spicebush Root (CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Lindera strychnifolia Fernandez-Villar, テンダイウヤク | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Lauraceae, クスノキ科 | |||||
薬用部位 | 根(肥大根) | |||||
選品 | 両端が尖って,中部が膨隆し,外部が赤褐色,内部が白色のものをくくり様又は芋様と言い,上等とされる (NI). | |||||
公定書 | 局外(1989), 日局18,薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 芳香性健胃,鎮痛,鎮痙,強精薬として,胸脇脹痛,腹部冷痛,消化不良,膀胱が冷えて小便頻数などの症に応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 理気薬 | ||||
薬効 | [性味] 辛,温. [帰経] 肺、脾、腎、膀胱経. [効能] 行気止痛,温腎散寒. [主治] 寒凝気滞,胸腹脹痛,気逆喘急,膀胱虚冷、遺尿尿頻,疝気疼痛,経寒腹痛に用いる. | |||||
成分情報 | その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds (*C1): Linderic acid テルペノイド(精油) Terpenoids (Essential oils) (*C1,C2): Linderene, Isolinderene, Linderane, Lindenenone, Chamazulene, Linderazulene, Lindestrene, Isogermafurene, l-Borneol アルカロイド Alkaloids (*C2): Laurolitsine | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 腸管蠕動運動促進. | |||||
DNA配列 | AJ247169 | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 腹が冷えて痛む, ヘルニア, 呼吸困難, 呼吸促迫, 腹満, 月経痛, 頻尿, 夜尿症 | |||||
方剤 | 烏薬順気散, 烏苓通気湯, 芎帰調血飲, 行気香蘇散, 十六味流気飲, 正気天香湯, 当帰鬚散, 八味疝気方, 木通散 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 127-128. C2)生薬学概論, p 309. | |||||
備考 | テンダイウヤクは中国原産で,秦代に徐福が日本の南紀にもたらしたとの伝説があり,日本の暖地に野性化してる. | |||||
更新日 | 2021/09/27 | |||||