資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称決明子
正式名称決明子
日本語読みけつめいし, Ketsumeishi
現地読みJuemingzi
ラテン名Cassiae Semen (JP), (CP)
英語名Cassia Seed (JP), (CP)
薬用部位分類植物性生薬
細分類種子
産地情報中華人民共和国, 広西壮族自治区南寧
入手先情報日本(ToS), 大阪府, ㈱栃本天海堂(試供品)
入手年月日2020/06/22
蒐集者小松かつ子
TMPW No30555

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
22.817002
108.36654299999998
産地情報
中華人民共和国,広西壮族自治区南寧
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937249
135.5022535
入手先情報
日本(ToS),大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名決明子, Juemingzi, Cassiae Semen (JP18, CP2020), Cassia Seed (JP18, CP2020)
原植物名Cassia obtusifolia Linn.1 or Cassia tora Linn.2, エビスグサ1又は コエビスグサ2
原植物画像
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原植物科名Leguminosae, マメ科
薬用部位種子
選品黒褐色で光沢の強いものが良品.C. tora は豆角が小さく稜角が顕著で,側面の縦紋が臍まで達する(TN).
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用緩下,整腸,利尿薬として,充実した体質の人の便通を整え,血圧を下げるのに応用される.民間的に「ハブ茶」と称し,お茶代わりに常用される.中国では緑内障,とり目,そこひ,目赤腫痛などにも応用される.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類平肝熄風薬
薬効[性味] 甘、苦、鹹.
[帰経] 肝、大腸経.
[効能] 清熱明目,潤腸通便.
[主治] 目赤渋痛,羞明多泪,頭痛眩暈,目暗不明,大便秘結に用いる.
成分情報アントラキノン Anthraquinones
(*C1):
Emodin, Obtusifolin, Obtusin, Chryso-obtusin, Aurantio-obtusin,
およびそれらの配糖体/ and their glycosides
(*C2):
Chrysophanol, Physcion

gammaーピロン類 gamma-Pyrone derivatives
(*C1):
Rubrofusarin, nor-Rubrofusarin, Rubrofusarin gentiobioside
(*C2):
Cassiaside

イソクマリン類 Isocoumarins
(*C1):
Toralactone

ナフタレン系化合物 Naphthalenes
(*C1):
Torachrysone

成分 構造式




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薬理作用血圧降下,胃液分泌抑制,抗菌(黄色ブドウ球菌).
DNA配列U74195
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症目の充血, 頭痛, いらいら, 視神経萎縮, 網膜変性, 視力減退, 習慣性便秘, 便秘, 眼痛
方剤洗肝明目湯
同類生薬土決明子:種子が腎臓形,ハブソウ Cassia occidentalis L.,C. torosa Cav.,ホソバハブソウ C. sophora L. の3種が基源
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 223-224.
C2)生薬学概論, pp 282-283.
更新日2023/02/21