資料館生薬データベース
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34.0657179
134.55936010000005
産地情報
日本,徳島県
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 桜皮, Ōhi, Pruni Cortex (JP18), Cherry Bark (JP18) | ||||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Prunus jamasakura Siebold ex Koidzumi1 or Prunus verecunda Koehne2, ヤマザクラ1,カスミザクラ2,その他サクラ属 | ||||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Rosaceae, バラ科 | ||||||
薬用部位 | 樹皮,一般に周皮を除く. | ||||||
公定書 | 局外(1989), 日局18 | ||||||
臨床応用 | 解毒薬として,食中毒,急性胃カタル(食傷),痢疾,湿疹,蕁麻疹に応用する.その他鎮咳,去痰薬とする. | ||||||
成分情報 | フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols (*C1): Glucogenkwanin フラバノンとジヒドロフラボノール Flavanones & Dihydroflavonols (*C1): Sakuranin | ||||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 鎮咳,去痰作用(エキス). 解毒作用は未詳. | ||||||
DNA配列 | AF179514, AF179512, AF314014, AF179513, AF143530 | ||||||
適応症 | 食物中毒, 胃カタル, 痢疾, 湿疹, 蕁麻疹, 咳嗽 | ||||||
方剤 | 十味敗毒湯 | ||||||
広恵済急方(日本古典) Tips! | 6. 諸物中毒: 諸毒にあたる類 └ 6-4. 中魚介禽獣肉毒: 魚介、禽獣類の肉、他諸毒にあたる └ 鰹魚毒中: 鰹の毒に中(あた)りたる。凢(おおよそ)鰹の毒に中(あたり)たるは、冷水を服すべからず 【用法】櫻の葉又は櫻の子(み)煎じ服す、子(み)は其の侭(まま)嚼(かみ)て良 <下巻56丁> | ||||||
関連情報 | 新訂和漢薬 | ||||||
同類生薬 | 樸樕 | ||||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 160-161. | ||||||
備考 | 日本の民間薬として開発されたもので,江戸時代の民間療法の書物(救民単方,諸国古伝秘方,経験四方,奇方録,妙薬博物筌など)に多く収載される.華岡青洲の『瘍家方筌』の「十味敗毒湯」に,樸樕(クヌギ,ナラ,カシワなどQuercus属の樹皮)の代用として桜皮を用いる. | ||||||
更新日 | 2021/10/22 | ||||||