資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称刺五加
正式名称刺五加
日本語読みしごか, Shigoka
現地読みCiwujia
ラテン名Eleutherococci Senticosi Rhizoma (JP), Acanthopanacis Senticosi Radix et Rhizoma seu Caulis (CP)
英語名Eleutherococcus Senticosus Rhizome (JP), Manyprickle Acanthopanax CP)
原植物名Eleutherococcus senticosus Maxim. (= Acanthopanax senticosus Harms), エゾウコギ
原植物科名Araliaceae, ウコギ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根+根茎
産地情報中華人民共和国, 黒龍江省
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日2020/07/03
蒐集者小松かつ子
性状2020年拠点事業
TMPW No30632

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
45.80377499999999
126.53496700000005
産地情報
中華人民共和国,黒龍江省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名刺五加, Ciwujia, Eleutherococci Senticosi Rhizoma (JP18), Acanthopanacis Senticosi Radix et Rhizoma seu Caulis (CP2020), Eleutherococcus Senticosus Rhizome (JP18), Manypricle Acanthopanax (CP2020)
生薬異名エゾウコギ(Ezoukogi
生薬画像
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原植物名Eleutherococcus senticosus Maximowicz (= Acanthopanax senticosus Harms) , エゾウコギ
原植物画像
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原植物科名Araliaceae, ウコギ科
薬用部位根茎(根を伴うこともある)
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用強壮,利水,去湿,鎮痛薬として,リウマチ,神経痛などの腰膝疼痛,脚気,皮膚風湿,水腫,インポテンツ,陰嚢湿痒などの症に応用する.また 「五加皮酒」 の原料としての用途も多い.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類去風湿薬
薬効[性味] 辛、微苦,温.
[帰経] 脾、腎、心経.
[効能] 益気健脾,補腎安神.
[主治] 脾肺気虚,体虚乏力,食欲不振,肺腎両虚,久咳虚喘,腎虚腰膝酸痛,心脾不足,失眠多夢に用いる.
成分情報


薬理作用J.Nat.Med., 65,417(2011).
DNA配列伝統医薬データベース.
適応症リウマチ, 神経衰弱, 脚気, 水腫, インポテンツ, 浮腫
方剤希有処方に配合
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
J.Nat.Med., 65,417(2011).

備考エゾウコギは中国東北地方、ロシアなどの極東アジアに自生し、根茎及び根或いは茎を、中国では「刺五加」、欧米では「シベリア人参」などと称し、強壮薬として繁用する。
近年健康食品としての需要が多い。刺五加を用いて五加皮酒を作ることもある。五加皮と刺五加は主に地下部を用いる生薬であるが、茎(幹)の皮も薬用にする。
更新日2021/09/28