資料館生薬データベース
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生薬名 | 入手時名称 | 小白豆 |
|---|---|---|
| 正式名称 | 白豆蔲; 豆蔲 | |
| 日本語読み | びゃくずく, Byakuzuku (白豆蔲); ずく, Zuku (豆蔲) | |
| ラテン名 | Amomi Fructus Rotundus (CP) | |
| 英語名 | Round Cardamon Fruit (CP) | |
| 薬用部位 | 分類 | 植物性生薬 | 細分類 | 果実 |
| 産地情報 | インドネシア共和国 | |
| 入手先情報 | 日本（ToS）, 大阪府 , ㈱栃本天海堂（試供品） | |
| 入手年月日 | 2021/10/11 | |
| 蒐集者 | 小松かつ子 | |
| TMPW No | 31298 | |
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産地情報
インドネシア共和国
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937249
135.5022535
入手先情報
日本（ToS）,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
| 一般生薬名 | 白豆蔲, Baidoukou, Amomi Fructus Rotundus (CP2020), Round Cardamon Fruit (CP2020) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 生薬異名 | 豆蔲（doukou） | |||||
| 生薬画像 |
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| 原植物名 | Amomum kravanh Pierre ex Gagnep. | |||||
| 原植物科名 | Zingiberaceae, ショウガ科 | |||||
| 薬用部位 | 成熟果実 | |||||
| 選品 | 円くてよく肥った，色の淡いものが良品．暗色を帯びたり，果殻が破れたものは劣品(TN)． | |||||
| 公定書 | 薬典(2020) | |||||
| 臨床応用 | 芳香性健胃，駆風薬として，胃痛，腹脹，噫気などに用い，また鎮嘔作用があり，消化不良，嘔吐などにも応用する．香辛料． | |||||
| 医学体系 | 中国医学 | |||||
| 伝統医学的薬効 | 分類 | 芳香化湿薬 | ||||
| 薬効 | [性味] 辛，温． [帰経] 肺、脾、胃経． [効能] 化湿行気，温中止嘔，開胃消食． [主治] 湿濁中阻，不思飲食，湿温初起，胸悶不飢，寒湿嘔逆，胸腹脹痛，食積不消に用いる． | |||||
| 成分情報 | モノテルペノイド Monoterpenoids 精油約2.5% / essential ail about 2.5% (*C1): d-Borneol, d-Camphor | |||||
| 成分 構造式 | 
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| 薬理作用 | 胃液分泌促進，腸の蠕動亢進，腸内の異常発酵阻止，鎮嘔作用．抑菌作用(赤痢菌)． | |||||
| 証類本草（中国古典） |  ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | |||||
| 適応症 | 胃痛, 食欲不振, 消化不良, 嘔吐, 二日酔い | |||||
| 方剤 | 香砂養胃湯 | |||||
| 同類生薬 | 小豆蔲 | |||||
| 参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 240-241. | |||||
| 備考 | - インドネシア産の「ジャワ白豆蔲」は Amomum compactum Soland. ex Maton の成熟果実．広西省に産する「土白豆蔲」は Alpinia sp. の果実である． - 白豆蔲の使用時には種子を用いるが，果皮（豆蔲殻），花（豆蔲花）も同様に用いられる． | |||||
| 更新日 | 2021/09/27 | |||||
