資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称連銭草
正式名称連銭草
日本語読みれんせんそう, Rensensō
現地読みLianqiancao
ラテン名Glechomae Herba (CP)
英語名Glechoma Herb (CP)
原植物名Glechoma hederacea L. subsp. grandis (A. Gray) Hara, カキドオシ
原植物科名Labiatae, シソ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類全草
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日1975/02/00
TMPW No3929

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名連銭草, Lianqiancao, Glechomae Herba (CP2020), Longtube Ground Ivy Herb (CP2020)
生薬画像
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原植物名Glechoma hederacea L. subsp. grandis (A. Gray) Hara, カキドオシ
原植物画像
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原植物科名Labiatae, シソ科
薬用部位花期の全草
選品  
公定書薬典(2020)
臨床応用虚弱体質児の強壮薬. 江戸時代の漢方医永田徳本は「下痢には連錢草にゲンノショウコと甘草少しを加え,濃煎して温服するとよい」と記している. また糖尿病や腎臓炎に茶剤とする. 中国では肝炎や泌尿器系結石に用いる.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類利水滲湿薬
薬効[性味] 辛、微苦,微寒.
[帰経] 肝、腎、膀胱経.
[効能] 利湿通淋,清熱解毒,散瘀消腫.
[主治] 熱淋,石淋,湿熱黄疸,瘡癰腫痛,打撲損傷に用いる.
成分情報その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
(*C1):
Palmitic acid, Succinic acid

モノテルペノイド Monoterpenoids
(*C1):
l-Pinocamphone, l-Menthone, l-Pulegone, alpha-Pinene, beta-Pinene, Limonene, 1,8-Cineole, Isomenthone, Isopinocamphone, Linalool, Menthol, alpha-Terpineol

トリテルペノイド Triterpenoids
(*C1):
Ursolic acid

ステロール Sterols
(*C1):
beta-Sitosterol

アミノ酸 Amino acids
(*C1):
Proline, Valine, Tyrosine, Glutamic acid, Aspartic acid

簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds
(*C1):
Choline

その他 Others
(*C1):
Potassium nitrate, Isopinocavaline

成分 構造式


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薬理作用胆汁分泌促進作用.
DNA配列L14292
適応症尿路系炎症, 尿路結石, 胆石, 黄疸, 皮膚化膿症, 毒蛇咬傷, 熱傷
方剤民間薬とされる
同類生薬金銭草
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 26-28.
備考民間で小児の疳を治すのに用いるので,一名カントリソウ(疳取草)ともいう.中国では一般に金錢草とも称されている.
更新日2021/09/28