資料館生薬データベース
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33.7432238
133.63753139999994
産地情報
日本,四国地方
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 木天蓼, Mutianliao, Actinidiae Fructi Galla | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Actinidia polygama (Sieb. et Zucc.) Maxim., マタタビ | |||||
原植物科名 | Actinidiaceae, マタタビ科 | |||||
薬用部位 | 虫えい | |||||
臨床応用 | 民間的にその虫えいを,鎮痛,強壮薬として,リウマチ,神経痛,腰痛に応用する.樹皮や茎を用いてもよい.猫の病気に適用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 補養薬 | ||||
薬効 | 癥結,積聚,風労,虚冷を主治する. | |||||
成分情報 | モノテルペノイド Monoterpenoids (*C1): Iridomyrmecin, Isoiridomyrmecin, Dihydronepetalactone, Isodihydronepetalactone, Neonepetalactone, Actinidiolide, Dihydroactinidiolide, Actinidol, alpha-Iridodiol, beta-Iridodiol, ganma-Iridodiol, deruta-Itidodiol, all-cis-Iridodiol, Matatabiol, Neomatatabiol, 5-Hydroxymatatabiether, Allo-Matatabiol, 7-Hydroxymatatabiether, Matatabiether, Matatabidiether ステロール Sterols (*C1): beta-Sitosterol 簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds (*C1): Actinidine | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 嗜好性反射(actinidine,matatabilactone,β-phenylethyl alcohol:ネコ科動物). | |||||
DNA配列 | AF322601, AF323796 | |||||
適応症 | リウマチ, 神経痛, 腰痛, 疲労感 | |||||
方剤 | 民間薬とされる | |||||
参考文献 | C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 328-331. | |||||
備考 | 現在中国においては,果実(木天蓼子)のみでなく,枝,葉(木天蓼),根(木天蓼根)も用いている.日本では一般に果実を用い,特にタマカ科/Cecidomyiidaeの マタタビミタマカ Pseudasphondylia matatabi (Yuasa et Kumazawa) の果実に寄生して瘤状になった虫えいを用いるが,本来は蔓性の茎を用いたものであろう.なお Actinidia属は中国に多種分布しており,それらのうち Actinidia chinensis Planch. (獼猴桃,別名 紅藤梨,羊桃: 『開宝本草』 に収載されている)は長江以南各省に分布し,根,葉を清熱,利尿,散瘀,止血薬として用いる. また,サルナシ Actinidia arguta (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Miq. (軟棗獼猴桃) は東北,西北,長江流域,山東,朝鮮半島,日本に分布し,その果実を強壮,解熱,収斂薬としている.A. eriantha Benth. (毛花楊桃)は浙江,江西,福建,広東,広西に分布し,根,葉を清熱,利湿,消腫,解毒に用いる.A. coriacea (Finet et Gagnep.) Dunn は広東,湖南,江西,安徽,湖北,四川,雲南,貴州に分布し,果実を解熱,脾胃の冷えに用いている. | |||||
更新日 | 2022/02/02 | |||||